MAPテストの結果:7年生新学期(数学)
2012年 08月 22日
自らは書類とかの整理整頓などがかなりずさんな私ですが、ブログ
に記事として記録しておくととても便利なので、今回の記事はどちら
かというと自分の為の”覚え書き”っぽくなると思います。
学校は先週の半ばから開始したのですが、今週から本格的に学業が
再開したようで、各生徒の学習レベルのベースラインを設定する為に、
昨日からMAPテストが始まりました。
(このMAP(Measures of Academic Progress)テストとは、アメリカの
多くの学区が、毎年、各学年、生徒個人の学力レベルが前年度、又は
前学期と較べてどれぐらい伸びているかなど、個人の習熟度を定期的
に調べる為に採用している学力テストであります。)
まず第一日目の昨日(月曜日)はMathだったようです。
7年生になっての出発地点(ベースライン)スコアは285とでました。
前学年度(6年生)の学年末の数値は283だったので、夏休み中に
わずかではありますが、2ポイント向上したことになります。
6学年度末の数学のスコアについてはコチラの記事へ。
「MAPテストの結果(数学)」
学校が終了し、普通夏休み中は新しい概念を学習する事もない為、
一般には前学年度からのポイント上昇はもちろん期待されてはない
のですが、夏休み中にもサマーホームスクールを実行し、新しい
コンセプト(Trigonometry-三角法)を学んだあーちゃんは、夏休み
の間にもプログレスを見る事が出来きました。

この285という数値、最新(2011年版)の標準チャートをみてみると
11th grade(高校2年)の99パーセンタイル(上位1%)が283とあり、
前回の標準(2008年版)と同様、とりあえず今回の数値もoff-the-chart
(チャート外)となってます。

(NWEA 2011 RIT Scale Normsのサイトより)
(*2008年版では11年生の99%タイルは277、最新版(2011年)では
283と、ごく最新の標準化では数値の上昇がみられます。
と言う事は、全体的に生徒の数値の上昇がみられ、学習レベル
の向上傾向にあると言う事でしょうか。)
あーちゃんの場合、このテストにおいてはほとんどシーリング
(最高スコアは300)に近い状態の数値ですので、これからは
さほどの向上は期待出来ないとは思います。
特に学校では現在とっているコースは全て”復習”となる為”新しい
コンセプトの学習”が期待出来ないので、学校側もその事を認識
してくれているとは思いますが。
とりあえず学校でカバーされていない分野は家で引き続き学習
していく予定ですので、それがこれから先の数値に少しでも反映
されるといいとは思ってます。
ちなみにこのサイトのデータによりますと、
A student score at or above the following scores on a 6+
(6th grade 以上)Mathematics Survey with Goals test suggests
student readiness for:
• 230 Introduction to Algebra
• 235 Algebra
• 245 Geometry
と言う事で生徒の数値により、各数学の分野への”準備”ができて
いるかなどが予測できることもあり、クラス分けなどにも役立ち、
このテストはまさに色んな意味で”個人化された教育”の最適な
ツールとなると言えるでしょう。
あーちゃんの話ではクラスの子達(Honor's)の数学のスコアは平均
して240~260くらいのようで、クラスの皆がこの範囲だと、7年生
でAlgebra I (235)を取る準備段階にいるという事になりますね。
クラス全体が同じような学業レベルだと、各生徒の理解力や習得速度
もある程度似ているので、先生の方も指導しやすいですよね。
アメリカでもこういった”能力別クラス”に対して”差別的だ”という
批判の声もありますが、最終的に実績をみると効果がみられるのも
確かなんですよね〜。
あーちゃんの学校がこういった形態をとりいれられるのも、
チャータースクールならではのアドバンテージといったところでしょうか。
とりあえず、これでいよいよ今学年度の学習が始まったー!って感じです。
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