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デイビソンアカデミー(No.2)


以前でもとりあげた事のある、Profoundly Gifted (PG)の為の
学校、The Davidson Academy(デイビソンアカデミー)
ついての記事を発見したので、英語ですが興味のある方の為
にリンクを貼付けときます。

f0238562_16485679.jpg

Challenging the Gifted
Nuclear chemistry and Sartre draw the best and brightest to Reno

デイビソンアカデミーについては過去記事を参照。

デイビソンアカデミー

EducationNextという教育のサイトに書かれていたた記事
ですが、アカデミー創立者、ボブ&ジャンデイビソン夫妻
の現在のギフテッド教育(特にIQ 145以上の層)について
の見解なども紹介されています。

         デイビソンアカデミーのクラス    The Davidsons
f0238562_13465699.jpg


記事の一部にボブ・デイビソンがこういった極度のギフテッド
レベルの教育に携わるきっかけともなった出来事が書かれて
いました。

ある日、彼はメリーランドに住む子供が実際は11th grader
(高校2年生)のリーディングの力があったにもかかわらず、
(年齢により)キンダーガーデン(幼稚園)へ入園させられた
という記事を新聞で読み、突然ひらめきが起こったそうなんです。

1997年に大成功を収めた教育ソフトウエアの会社を売った後、
デイビソン夫妻は2年半という年月を、教育についてのリサーチ
や教育機関の頑な官僚制の改善方法などを思索したりといった
活動を続けたようですが、最終的にはギフテッド教育、それも
IQが145以上(0.13%)というごく少数のギフテッド
の人口をターゲットとした分野での支援活動を始めたのでした。

というのも、政府は教育機関に”認知、身体、感情などの面に
おいて障害をもつ子供に、”適切な教育を供給する”事を義務
付ているにもかかわらず、その一方、学習能力、知能レベルが
高度な層の教育のニーズについては無視も等しい状態であると
いう現状で、こういった上位(0.13%)のサービスが行き
届いていない層の支援にも注目すべきだというところからきた
ようでした。

”そして、重要な事は、この人口こそが大人になった時
 後に大きく社会に貢献し返してくれることでしょう。”

とジャン・デイビソンは語っています。

ある意味で彼らのやっている事は、アメリカの将来への”投資”
でもあるわけです。

デイビソンアカデミーはネバダ州の公立学校という事で授業料
は無料なのですが、

A 145 IQ score gets you an invitation to apply to the academy,
but a grueling all-day assessment gets you in.


(IQのスコアが145以上であればアカデミーに応募でき
 ますが、入学の決め手となるのは一日中にわたって行な
 われる厳しい試験。)

のようで、 

This year, the school took in 39 new students and turned away
  50 others.


(今年度においては39人が受け入れられ、50人が不合格。)

というくらいかなりの難関なのです。

f0238562_16432384.jpg

又、この学校が他の学校と大きく違う点というのが、

• Allow youngsters to accelerate by subject.

(科目によってレベルの促進が許される)

Promote dual enrollment so youngsters can take classes
  in both elementary and middle school, middle and high school,
 high school and college.


( デュアル・エンロールメント とは(Dual enrollment)ー優秀な
 高校生が、地元の大学やコミュニティー・カレッジでクラスを
 履修し、高校の卒業単位を取得できるプログラム。

 デイビソンでは、小学と中学、 中学と高校、高校と大学と
 いったように、重ねてクラスを取ることを促進している)

• Individualize learning. 

(個別学習。 デイビソンの生徒全員が個別の学習プランを
 立ててもらえる。ギフテッドのIEP(GIEP)ですね。)
 
• Group students by ability, not age.

(年齢ではなく、能力によってクラスが分けられる。
 代数のクラスメートが10歳の子だったり、13歳の子
 だったりという事も。)

とこんな風にユニークな能力の生徒達のニーズを考慮した
とってもユニークな公立学校なのです。

実は何を隠そう、(バラしちゃいましたね〜)私達もあーちゃん
がこの学校に行けたらな〜とほのかな望みを抱いているのですが、
ここの生徒達のレベルや学習意欲に関しての記事を読んでいる
とあーちゃんのような2Eの子はちときつい感じがします。

(あーちゃんは実行機能にかなり問題がありますので...)

あと数学に関しての学習意欲はもりもりですが、他の教科に
関して考えると、ちょっと心配になります。

応募資格はクリアーしていても、丸一日もある様々な試験で
ツッコケそうな感じがしますし。

デイビソンアカデミーはかなりハードルが高い!

応募するかどうかまだはっきりと決めてはいませんが、一つの
オプションとして考えているところではあります。

さ〜、あーちゃんどうする? がんばってみる?

           去年のヤングスカラーサミットにて。
         デイビソンアカデミー前に立つパパとあーちゃん。

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by mathkid | 2011-04-30 17:39 | ギフテッド/2E

寝不足の理由 ヽ(´O`)ノ


*注意: 今日の記事はちょっと過激な血液の描写あり。
 そういった話題が苦手な方はスルーしてくださいね!


ふぁ〜、眠い! emoticon-0113-sleepy.gif

いつも平均睡眠時間が比較的少ない私ですが、今日は特別
思いっきりの 寝不足 です。

その理由と言いますと...これも又パパの話になってしまい
ますが....

昨日はあーちゃんをプレーデートに連れて行った後、歯医者に
連れて行ったり、買い物したりと何だか一日中バタバタと走り
回っていて、ブログの更新も午前1時半ほどになってしまった
ほど忙しい一日でした。

やっと夜中の3時頃ウトウトと眠りにつき始めた時、リビング
から聞こえてくる「@#$%!!!!」(訳も出来ません。汗)
というものすごい大きなパパの怒鳴り声で一挙に眠りの世界
から現実へ引き戻されてしまったのです。

最初は(すぐフラストレーションで爆発する短気なパパの事
だから、どうせ些細な事で腹をたてているのだろう...)
と又すぐ眠りにつくようにしたのですが、しばらくするとパパ
からは聞いた事もないようなひ弱な声で、お〜い...
お〜い...ちょっと...バスルームに...来てくれ.」

という嘆きの声が聞こえてきました。

(これはただ事ではないな)と感じ、急いでバスルームに
直行すると、なんとそこには血で真っ赤に染まったシンクに
両手で鼻を抱え込む様にしてうつ向いているパパの姿が目に
入ってきたのです。

(げ〜、何ごとじゃ〜???)

シンクを始め、バスルームの床やトイレの便座、そして壁や
キャビネットのドアは飛び散ったで真っ赤に染まっていて、
まるでテレビ番組「CSI:科学捜査班」か何かにでてくる
凶悪殺人現場のようではありませんか!


手で押さえている鼻からは血がぽたぽたどころか、つつー
言う感じで、シンクに流れ落ちていました。

「どうしたのよ〜?」と聞くと、

「トイレからでてちょっとパソコンでメールをチェックしよう
と思い、暗い部屋を明かりもつけずに感だけで歩いていたら
柱に鼻をぶちつけた!」との事!

(トイレからパソコンが置いてある部屋にいく途中にある柱。
 皮などを剥がすのが大好きなあーちゃんの犠牲になっている!)
f0238562_1531393.jpg


「.....」

私はそれを聞き、全く信じられず言葉を失いました。emoticon-0104-surprised.gif

せっかちなパパは暗い部屋の中をそそくさと歩いていて
この柱に突進して鼻を打撃してしまい、鼻の毛細血管を
破裂させてしまったようでした。

いや〜、しかし...いくら暗くて見えにくかったとはいえ、
十年以上も住んでいる自分の家の中の構造の感覚とか身体が
無意識のうちに憶えているような感じがするのですが。

私だったらキッチンをでて、大体これくらいの距離を歩くと
巨大な柱にがある、という感じで”身体の感覚”として脳裏
に焼き付いている感じがするのですが、パパはそうじゃない
みたいなんです。

パパは手に持っているグラスのコップとかも”感覚がつかめない”
とか言ってよく落としたり、テーブルの上に置こうとして
距離感が掴めずテーブルにおもいっきりぶちつけて割ったり
することもしょっちゅうです。

又、小さい頃は自分では真っすぐ走っていると思っていたのに
気がつくとぐるぐると円を書いてる感じで走っていたり(!)
など、よく、”自分の身体が自分の物ではない感じがする”
などと言ってます。

これも多分何らかの 感覚運動障害ではないかと思います。

(パパはホントもんのすご〜くどんくさいです。)

出血がかなり酷く、(バスルームの惨状から一目瞭然!)鼻の
骨を折ったかもしれないと心配し、ある程度出血がおさまった後、
パパは「一人で大丈夫だ!」と私を残し緊急病院へ直行したのです。

残された私はその後血まみれになったバスルームの掃除に
取りかかり、すでに乾き始めた血を洗剤とブラシを使って
ゴシゴシと磨き、悪戦苦闘する事1時間以上もかけてやっと
全ての血痕を綺麗に取り除きました。

それにしても、あの新鮮な”血の匂い”って本当に”ムっ”て
きてしまいますね。

掃除していて何度もむせ返ってしまいました。emoticon-0119-puke.gif

そして、ふと昔読んだこの本を思い出してしまい、
私には絶対この職業は無理だな〜)と再認識しました。

Aftermath, Inc.: Cleaning Up After CSI Goes Home
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事故や自殺、そして殺人現場などで死体が移動された後、
バイオハザード(生物学的危害)のある物質除去や現場の
掃除などを引き受ける”Aftermath,INC"という会社の
ドキュメンタリーレポートを描いた本。

(こういうダークな分野に好奇心が旺盛な私はちょっと病的?)

という事で、明け方まで掃除をしていた結果、今日はほとんど
寝てない状態だった、という訳です。

幸いレントゲンでみたところ、パパの鼻の骨は折れてなかった様
なのでよかったです。

これに懲りてこれからは暗い時は面倒がらず、きちっと電気を
つけるようになるのではないかと思います。

今朝、あーちゃんに「パパが柱に鼻をぶつけちゃって怪我したの。
かわいそうにパパ、出血が酷くて、かなり血を失っちゃったのよ。」

と言うと、一瞬眉を下げ悲しそうな顔をしましたが直ぐに、

「ママ、一般に血液は全体の30%-40%を失ったら生命に危険を
もたらす可能性があるって言われていて、大人の男性の平均血液量
は約5Lだから1.5Lから2Lを失ったら危ないんだよ。」

と、相変わらずのリトルプロフェッサーぶりで情報をテキパキ
とした口調で提供してくれました。

「パパ大丈夫?」というお決まりの言葉ではないけれど、こういう
「役立つ情報の提供」があーちゃんにとっては「命を落とすには
これだけの出血量が必要なんでパパは大丈夫だよ!」と私と自分に
言い聞かせている様にも取れて、(ああ、もしかしてこれが
あーちゃんなりの”慰めの言葉なのかも”と思ったりしたのでした。

それにしても全く。

相変わらず人騒がせなパパであります。 (はあ〜)

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by mathkid | 2011-04-29 17:30 | あーちゃんのパパ

Idiom(慣用句)が学べる絵本


一般にスペクトラムの子達は、慣用句比喩的表現などを
文字通りの意味に受け止めてしまいがちだと言われています。

あーちゃんも言葉を話す時、全くと言って良いほどidiom
(慣用句)
cliche(常套句、決まり文句)を使いません。

慣用句はあーちゃんにとって”ロジックに欠けている”らしく、
意味の見えない表現は使いたくない、とのことです。

もちろん自分が話す言葉は、自分自身の思考能力言語能力
のレベル
を象徴するものでもありますから、(正しい論理、
正しい文法、幅広い語彙など)それを反映する語彙や言い回し
を選ぶのは自分自身で、あーちゃん曰く、「慣用句は自分に
してみれば道理がかなってない」と言うのであれば、強いて
言葉のレパートリーの中に入ってなくてもいいと思ってます。

ただ、やはり周りでこういった表現や言い回し聞いた時、
それらを”誤解せず相手が何を言おうとしているかを理解する
という事は大切な事だと思います。

私自身のスタンスとしては、「他の人が使った時にきちっと
意味が理解出来て、それに対してきちっと対応が出来れば
それでいいんではないか?」
という感じです。

まだABAセラピーをしている時も慣用句を学ぶプログラムが
あり、一般的に広く使われている英語の慣用句を覚えて、状況
によって使い分けるという練習をしていました。

セラピスト達はあーちゃんには慣用句を「理解」するという
よりも、もうそのまま”そういうものなのだ”として受け入れて
覚えてく様に指導していたみたいでした。

セラピーでやっていた、Idiom(慣用句)を使った絵日記。
セラピストをKeep your chin up! (元気出して!)と励ましてます。


f0238562_16375777.jpg


セラピー以外でも補足的に、ベッドタイムの読み聞かせなど
Idiom(慣用句)が学べる絵本とかを読んであげたり
していました。

そういった絵本のいくつかをご紹介。

Super Silly Sayings That Are over Your Head
A Children's Illustrated Book of Idioms


f0238562_16453414.jpg

この本は”Especially designed for children with autism spectrum
disorders”
(自閉症スペクトラムの子供達の為に特別にデザイン
されている)と説明に書かれていたので購入しました。

スピーチセラピストの間でも使われているみたいです。

そして、この”Partsのシリーズ”はgoofyなものが好きなあーちゃん
に大うけでした。

                   Parts        
f0238562_16545061.jpg

                 More Parts  
f0238562_16552725.jpg

                 Even More Parts
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"I lost my head"や "I laughed my head off”、又
"Please give him a hand!"などといった、身体のパーツを
使ったIdiomが愉快なイラストと共に学ぶ事が出来ます。

こちらは "It's raining cats and dogs"などの動物を使ったIdiom
の数々が載った絵本。

There's a Frog in My Throat: 440 Animal Sayings a Little
 Bird Told Me

f0238562_17163437.jpg


そしてこちらは小学校中〜高学年向けの本。

            In a Pickle: And Other Funny Idioms
f0238562_17205820.jpg


この本には慣用句とその表現の起源などが説明されていますので、
「慣用句は道理がかなってない!」と文句いうあーちゃんでも
納得できるのでは?と思いました。

これらの本は英語、特にIdiom(慣用句)を勉強している日本の
お子さん達にも楽しく学んで頂ける本ではないかと思います。

あと、これらは個人的に中を見ていないのでよくわかりませんが、
日本語の慣用句の本も見つけましたので一応参考までに載せて
おきます。

         絵でわかる「慣用句」 (小学生のことば事典)

f0238562_17322635.jpg


ちびまる子ちゃんの慣用句教室 慣用句新聞入り 満点ゲット
シリーズ/ちびまる子ちゃん

f0238562_1735533.jpg


お子さんが楽しくIdiom(慣用句)を学べるといいですね!

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by mathkid | 2011-04-28 17:43 | お薦めの本

I'm proud of myself!


今日はちょっぴり嬉しい事がありました。

パープルベルト(中級)に昇格して以来、毎週火曜日の練習後、
更に1時間残ってビギナー(初級)のヘルプをボランティア
しているあーちゃんなのですが、たまに先生の都合によって
ヘルプがいらない時があります。

(イエローベルトの時もこの様にPee Wees(6歳以下)クラスの
 ヘルプをしていました。
 いつもヘルプされる事に慣れているあーちゃんは、逆に”誰かを
 ヘルプする”という事に充実感を感じているみたいです。)

f0238562_1336250.jpg


私はいつもあーちゃんを道場に降ろし、”ビギナーのヘルプが
終わる時間”
に迎えに行くのですが、過去に何度か先生の都合
でヘルプの必要がなくなった日があり、そんな時でも自分の
練習後私が迎えに行くまでの約1時間の間、ずっと道場でただ
ひたすら気長に待っていたという事も幾度かありました。

「ヘルプがいらない時は事務所にいるSさん(先生の奥さんで共同
経営者)にママに電話してもらうよう頼みなさい。そしたらママ
直ぐに迎えにこれるから!」

と言っているにも関わらず、なぜか人に助けを求む事がいやなのか
はたまたグウタラなだけか、迎えに行ったら待合室でぼ〜と座って
待っているのです。

本人は「I don't mind at all!」と言ってますが...

そこで電話嫌いでこちらが電話かけてもでないし、どんな緊急
でもこちらにも一切電話をかけてこないパパの携帯をあーちゃん
に使わせる事にしました。emoticon-0161-phone.gif

(どうせいつも電池切れてる状態で部屋の片隅にほっぽられ
 ているだけでしたので...)

あーちゃんがいつも練習に持っていくスポーツバッグの横ポケット
にパパの携帯を忍ばせ、「スケジュールが変わった時はこれで
直接ママの携帯に電話するのよ!」
と言い聞かせ、空手の練習
に送り出す様になりました。

ただ、パパと同じく電話嫌いのあーちゃんは未だなかなか電話
上でのやりとりが安易ではなさそうで、いつも携帯を手にすると
固まってしまいます。

だからビギナーのヘルプがある日はいく前に必ず、「携帯の
練習(リハーサル)」
をするようにしていました。

あーちゃんが携帯を持参し始めて今日で数週間経ったのですが、
なんと、ビギナーのヘルプをするはずの火曜日の今日、私の携帯
がなったではありませんか!emoticon-0161-phone.gif

(はっ、もしかして?)と思い急いででるといきなり、

「Sensei doesn't need help today!」

(先生は今日ヘルプがいらないって!)

とだけが耳に入ってくるじゃいませんか!

「もしもし?」もなし。 「ママ?」もなし。
「僕だけど...」もなし。

携帯に耳を当てて、「Hello?」と言うと、いきなりメインの
ポイントへ直行!

さすがにあーちゃんらしくて、すぐあーちゃんからの電話だ
と気付きました。(笑)

そしてその後直行で道場に迎えにいくと、(道場は自宅から
車で5分くらいのとこ)すでに出口のところであーちゃんが
嬉しそうに笑顔いっぱいでこちらに向かって手を振っている
のが見えました。

車のドアを開けると同時に、「ママ、僕ちゃんと電話で自分の
意図を伝える事が出来たよ〜!きちっと日常生活での機能を
果たす事が出来たよ〜!」
と本当に嬉しそうに車に入り
込んできたのです。

「そうね! あーちゃん本当よくやったわね!
Good Job! and I'm so proud of you!」と言うと、

「I'm proud of myself!」emoticon-0142-happy.gif

と、お日様の何倍もの光度emoticon-0157-sun.gifで顔を輝かせ、ぽつりと
つぶやきました。

これくらいの事、10歳だったら出来て当たり前と思われるかも
しれませんが、あーちゃんにしてみれば”電話をかける”という
すごく苦手な事をやり遂げたと言う事で、自分自身大きな達成感”
を感じたのでしょう。

私も嬉しかったです。

毎回リハーサルした甲斐があったというものです。

いつも思うのですが、他の子と較べ苦手な分野(セルフヘルプなど)
に関しては、もうとにかくコンセプトを教え、後はとにかく練習、
練習、練習
するのみです。 

いつも絶え間なく練習する事によって、「出来なかった事」
「出来る」ようになるんですよね!

本当にいつもそう思います。

ただ、家に帰って来て思いっきり褒めてあげた後、「向上出来る点」
として、まず電話をかけて相手がでた時は「もしもし? ○○さん?
僕は○○ですが、」という前置きを言う様にと付け加え、その後
何度が二人でロールプレーをしながら練習しました。

(”こういうのは常識だから教えなくてもいい”という前提は
あーちゃんには通用せず、どんな当たり前な事でもきっちりと
確認する必要があるのを長年の経験より私自身学びました。)

又もやBaby Stepで喜んでますが、本当に嬉しいんですよ〜
これが!

こうやって、一つずつの〜んびりと出来る事を増やして行けば
いいんじゃないかな?なんて思います。

今日の出来事はあーちゃんにとっても非常に意義深い達成
だったようです。

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by mathkid | 2011-04-27 15:24 | あーちゃん

ABAセラピー:「分類/カテゴリー」のプログラム

皆さん、又々ブログのデザインを変えてしまって
ゴメンナサイ〜!

なんだかこう、どーも自分にしっくりといくデザインが
イマイチ見つからなくて...

これだけビジュアル・アイデンティティーが曖昧なブログ
も珍しいですね。(私が単なる飽き症なだけって?emoticon-0111-blush.gif

さて、久しぶりに「ABAセラピーの回想録」です。

あーちゃんは3歳から8歳まで「ABA集中治療」を受けて
いたのですが、開始から6ヶ月位の間は、”当時全く言葉が
なかった”
という事から、セラピーは”言語の訓練”に重点
が置かれて行なわれてました。

              セラピー中のあーちゃん。
f0238562_13193267.jpg

初期はとにかく”ば〜”や”まあ〜”などのsound”音”を出すこと
から始まり、その後、その音を繋げて行って単語を発する練習
をし、同時に物や人などの身近な単語などのレイベリングを
して単語数を増やして行ったりと、綿密にシステム化された
プログラムをこなしていき、どんどん言語力を身につけて
いきました。

言語能力を強化する為には、あらゆる基本的思考能力の強化も
大変重要となってきます。

そこでセラピーの中でやっていたのがこの「classification /
categories 」(分類/カテゴリー)
と言うプログラム。

物やアイデアを分類をしたりカテゴリー化をする事は、分析、
見極め、比較といった論理的思考を発達させる為に大変重要
な練習となります。

最初は、動物、乗り物、食べ物、衣服、などといったごく基本的
な分類から始まり、レベルが進むにつれて、抽象的なアイデア
なども含む様々な分野まで広げて行きます。

例えばこの様なカードを使って練習したり。
(もうお馴染みのSuper Duperより)

     Basic Sorting          What Doesn't Belong?f0238562_1463981.jpg
f0238562_149937.jpg


嬉しい事に日本でもこの商品が手に入るようです。

言語訓練カード ファンデッククラス分け初歩
言語訓練カード ファンデック仲間はずれはどれ?

この様なカードを購入しなくても、色々アイデアを湧かせて
雑誌や本の写真を切り抜いて使ったり、動物や乗り物、人物
などの玩具を使ったりすることも出来ると思います。

その他、ネットでもこういった練習をプリントしてできるサイト
もあり、私もこういったリソースをよく利用しました。

Sorting Worksheets and Activities

あーちゃんが5歳の時にやった分類/カテゴリー分けの練習。
(当時5歳で何も見ずにこういう単語が綴る事が出来たんですね。
 今思うと何だかびっくり!)
f0238562_14301760.jpg


1.カリフォルニア、ニューヨーク、ミネソタ   州
2.ピザ、フライドポテト、チーズバーガー   食べ物
3.薔薇、ラッパズイセン、カーネーション    花
4.ワシントン、リンカン、クリントン     大統領
5.赤、青、紫                 色

...と言った感じで共通するもののカテゴリーを見つだす練習
などもやったりしました。

こういった分類が出来る様になる為には語彙の広さも大切ですね。

Computer, Television, Movies という項目に、きちっと
Entertainmentと間違わずに綴ってます!emoticon-0136-giggle.gif

こんな感じで毎日がんばってセラピーした甲斐あってか、
今では私の理屈にもずけずけと反論できるくらい言語能力
と思考能力が発達しました。

(時にはあーちゃんの反論に心の中で(もっ、もっとも!)と
同意しながらも負けを認めたくない情けないママであります。)

こういう毎日の積み重ねで、子供の脳はどんどんシャイプされて
いくものなのだな〜と、いつも脳の可塑性に驚きを感じられず
にはいられません。

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by mathkid | 2011-04-26 15:03 | ABA回想録

パパは超過保護!!!


最近、何やらパパのエントリーがやけに続いていますが、
ここで又(全くやれやれ...emoticon-0114-dull.gif というエピソード
をもう一つ。

約2ヶ月前、めでたくイエローベルトからパープルベルト
へ昇格したあーちゃんは、ごく最近新しい武器を習い始め
ました。

パープルベルトの者達が練習し始める新しい武器というのが
あのブルース・リーでお馴染みの、

              ヌンチャク!
              かっこいいですね〜
f0238562_7501718.jpg

           えっ?この方もやられていたんですか?
f0238562_7514831.jpg


早速購入したのはいいのですが、このヌンチャク、コツが
つかめてない最初の頃は肘とかぶつけたりしたらものすごく
痛くって、これが結構危ない!
f0238562_8445661.jpg

道場の先生から”家でもきちっと練習する様に”と言われた
あーちゃんは、いつものように忠実にその指示に従い、慣れない
手つきでヌンチャクの練習をしようとするのですが、あーちゃん
の事に関しては超心配性のパパにはそんな姿を見るのが耐えられ
ないようなんです。

あーちゃんが練習する度に、顔をしかめて、「危ない!」
と気が気じゃないようです。

そんなパパが見るに見かねて作り出したのが、なんとこの
          「セイフティチャク!」(パパ命名)
f0238562_851866.jpg

あーちゃんのいらなくなったイエローベルトを利用して、
両端をテープでぐるぐる巻いて作っただけのなんちゃって
ヌンチャク。


確かに間違えて身体の部分に打ち当てた時は痛くはないけど、
重さなどが違うのでやりにくいらしい。

         「セイフティチャクはやりにくいよ〜!」
f0238562_8583449.jpg

      ぐるぐる回す業練習してたら、何だかへその緒みたいに
       なってしまいました。
f0238562_90518.jpg


いくら危ないからと言っても、セイフティチャクじゃあなかなか
コツが掴みにくいようです。

という事で、パパがいない時にはこっそりと”本物のヌンチャク
で少しずつ練習させてます。emoticon-0127-lipssealed.gif (秘密ね!)

       すると、あーちゃん結構うまくやってるんですよ〜!
f0238562_95368.jpg

          おお〜、なかなか決まってるじゃな〜い?
f0238562_962233.jpg

私自身もとにかく心配性の”へなちょこ過保護ママ”だから、
パパの気持ちは痛いほどわかります。

親という者は子供の事を心配してつい(何とでも守ってあげ
なければ)
モードになりがちですが、やっぱり多少は痛い目
にあっても、”子供に自ら学ばせる”という機会を奪って
しまったらダメですよね〜。

そういえば別の武器、釵(さい)を練習する時も、「本物は
危ないから!」と言って、オンラインで探して金属ではなく
”ゴム”でできた釵を買ったっけ...

        本物の釵(さい)巨大フォークの様な武器です。
f0238562_9242546.jpg

         パパがオンラインで購入した”ゴムの釵。
f0238562_9264087.jpg

ふにゃふにゃして使いにくいよ〜!」 と直ちに
あーちゃんに拒否されてしまいました。

心の優しいあーちゃんはパパの事を思って、パパの前では
相変わらずセイフティチャクを使っています。
(泣けるじゃないですか〜emoticon-0106-crying.gif

でもほ〜んと、パパってあーちゃんがかわいくて仕方がない
みたいで、超過保護です。
f0238562_9371226.jpg

私が、「あーちゃんの事を思うんだったら保護し過ぎたら
ダメよ!」と言っても聞き耳持たず!

未だ、こんな感じで道路を歩く時も10歳のあーちゃんの手を
しっかりつないで離そうとしません。(...)
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全く。 やれやれと言った感じです。emoticon-0141-whew.gif

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by mathkid | 2011-04-25 09:47 | あーちゃんのパパ

現在読み聞かせしている本「Meltdown」

「読み聞かせ」というとおやすみ前に小さい子に絵本を読んで
聞かせる、というイメージがありますが、実は私まだあーちゃん
に毎晩読み聞かせやってます。

もうそろそろ思春期がやってくるという子と一緒にベッドに
ごろ〜んと横たわって、さすがにもう絵本は卒業しましたが、
毎日寝る前に、小説やノン・フィクション、又は科学の参考書
などといった本などを読んで聞かせてあげてます。

この赤ちゃんの頃からのルーティーン(儀式)はなかなか断ち
切ることが出来ません。

まっ、読んでいて単語とかの発音間違えたりしたら必ず”訂正
してくれるし、本の内容とか私自身も学べて自分の勉強にもなる
ので、あーちゃんが「ママ、僕のベッドにはいってこないで〜!」
と言うまではいいか?という感じで続けています。

という事で、つい最近読み聞かせし始めたのがこの、
Meltdown: A Race Against Nuclear Disaster
at Three Mile Island: A Reporter's Story
という本。
(レベルGr 7 Upー中学1年から)
f0238562_1015628.jpg

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1979年3月28日、アメリカ合衆国東北部ペンシルベニア州の
スリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故
についてが書かれています。

この本は広島、長崎に投下された原爆について始まり、原発推進
の歴史、恐怖に溢れるスリーマイル島原子力発電所内の事故の
表現、そして原子炉の仕組みなどもイラストなどと共に説明
されていています。

そして最後の方のチャプターではチェルノブイリ原子力発電所
事故
についても触れています。

現在に日本で起こっている原発問題に興味を抱き、最近では
「どうして地震大国である日本にはあれだけ原発があるの?
どうして日本は原子力に頼らないといけないの?
What about renewable energy?(再生可能エネルギー)は?」

といった疑問をどんどん抱き始めたあーちゃんにとって、この本
はとても興味深い一冊のようです。

事故の事細かな様子を読んであげていると、時々怖くて顔を顰めて
ますが、寝る前という事で変な夢を見ないと良いのですが..(笑)

私も読んでいて非常に勉強になります。

あーちゃんに負けず、自分自身も常に学習を心がけねばならないな
と思いました。

おまけ  

これはあーちゃんのMeltdown!
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by mathkid | 2011-04-24 11:02 | お薦めの本

コミックエッセイ「まさか!うちの子アスペルガー?」

いつもお世話になっているブロ友Mママさんのブログ、
「うちの子はアスパラガス?」で公開されていたコミック
が本になりました〜!

「まさか!うちの子アスペルガー?
―セラピストMママの発達障害コミックエッセイ」
f0238562_5493295.jpg


実はMママさんのブログは私にとって、とっても特別
存在なんです。

かれこれ1年前くらいに偶然Mママさんのブログを見つけ、
その中にでてくる息子さんM君のユニークなエピソードを
読み、(文章&コミック)完璧にこのブログにハマって
しまいました!

見つけたその日に夜も寝ず、ひたすら過去記事を読み
まくりました!

読んでいくうちに、M君とあーちゃんの性格や行動があまり
にもよく似ているのにビックリするやら、大笑いするやら、
次々と読みながら、

「うちと同じ!」emoticon-0104-surprised.gif

と激しく共感せざるおえませんでした。

(アートの才能以外ですが...
 M君には素晴らしいアートの才能があります。)

f0238562_7143889.jpg

                
   この並べるの、あーちゃんもこればっかやってました〜!(笑)

自閉症スペクトラムと一言いっても、その層は幅広く、同じ
診断名を持つ者達の中でも見せる症状や特徴も様々で、
まさに十人十色!

その中でも、M君とあーちゃんの間には幼年期から小学校
時代とかけてかなりの共通点が見られ、(二人はすごく
似たタイプなんだろうな〜)
と思ってしまいました。

この宿題やるのに時間がかかったり、学校でのプリントが
落書きだらけだったりというところなんか、あーちゃんの
事描いているのかと思いました!

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私自身、趣味や性格的にMママさんとよく似た点があること
から、やっぱり似たような親達からは似たような子供が生まれ
るのかと思ったりして笑ったりしました。(半分DNAを供給
したパパどもを完全無視しておりますが...あはは!)

私が自分のブログを始めようと思ったのも、Mママさんの
ブログにすごく刺激されたせいなんですよね〜。

Mママさんのブログに出会ってなかったら、多分私はブログ
なんて始めてなかったでしょう。

それくらいこのブログは私にとって大きなインパクトが
あったわけなのですが、そのブログのコミックを集結して
一冊にまとめたこの本、読んだ感想はとにかく

笑わせてくれます!emoticon-0140-rofl.gif

M君のユニークなこだわりや行動、興味の対象、そして才能
などが、Mママさんのアーチストならではの感性豊かな視点
からコミック&エッセイという形で表現、説明されていて、
「自閉症」に関しての知識が全くなく、今まで我が子の行動
を見て”不思議”に思っていた親御さん達が、
”うちの子みたい!もしかしてうちの子もアスペルガー?”
と気付くきっかけを与えてくれるんじゃないかな?なんて
思ったりします。

そしてそんなMくんのユニークな子育てに悪戦苦闘しながら
もいつも前向きに、ユーモアを忘れずチャレンジしていって
るMママさんの姿勢に心を打たれます。

この本はM君とMママさん&Mパパさん一家の、愛情溢れた
アスペルガー児子育てコミックエッセイとして、読む者に
笑いと元気を与えてくれる一冊だと思います。

そしてこの本の中にはM君のアートも掲載されてます。
これが本当に素晴らしい!

芸術的才能のある子はかなり早くからその兆候を見る事が
できるんだな〜とびっくり!

嬉しい事に本の後の方にはMママさんオリジナルの絵カード集
や漫画でソーシャルスキルを教える”ソーシャルマンガ”の例
なども載っていて参考になります。

絵カードはコピーして切り取って使えるようになってます。

そしてやはりこの本の最大のボーナスはと言うと...
本の中にところどころM君の写真が載っていて、

M君のかわゆ〜いお顔が見れる事!emoticon-0115-inlove.gif

それだけでこの本を買う価値があるというもの!

皆さん、今すぐ最寄りの書店へ直行(もしくはオンライン書店)
してくださ〜い!

     「まさか!うちの子アスペルガー?」を手にしたあーちゃん。
       「ママ、出版社が方向間違って印刷してる〜!」
          (アメリカでは本は左から右に進行)
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             マンガなんで読みやすい?
f0238562_7465230.jpg

   「どうしてこのM君には顔が2つもあるの?、この顔の真ん中の
    線は何?」
とマンガを読まないあーちゃんには不可解...」
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        あーちゃんも結構喜んで絵をみて笑ってました。
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by mathkid | 2011-04-23 08:06 | お薦めの本

パパの指導は”The blind leading the blind?”

昨日の強迫性障害(OCD)の記事に引き続き、つい
笑えてしまうパパのOCD関連の話を。

(注:OCDが笑える、といっているのではなく、パパの行動
 が笑えてしまう、
という意味ですので。その辺ご了承を。)


パパは子供の頃から随分色んなチックOCDの症状を経験
してきたようで、話を聞いてると中には(ウソ..マジで?)
(; ̄д ̄)と信じ難いものなどもありました。

(そしてそれと同時に大人ではない”子供”のパパが見え
”何も支援無しで本当に可哀想だったんだな”と同情心も
湧いてきます。)

例えば、小学生の頃、何か物を食べる時など食べ物を口
に入れる前に必ずクンクンと匂いでから食べる、という
強迫行動があったそうなんです。

夕飯に出てくる一口サイズに切ったお肉から、袋から
つまんで食べるポテトチップスなどまで”一つずつ”必ず
鼻経由でクンクンとやってから口に入れてたそうです。

(この一口ごとにクンクン嗅ぐ行為、何だか昨日の記事の
”読み書きをする際、一つの単語の後50まで数えてから
次の単語に進むという行為に取り憑かれた少女を思い
出します。そんな調子だと、パパがご飯を食べ終わるのに
随分長い時間かかったんじゃないでしょうか?)

パパの家族の話では、パパの鼻の先にはいつもケチャップ
とかマヨネーズとか食べ物の一部がへばりついていたそう...

        あーちゃんと同い年(5年生)の頃のパパ。
  シャツの襟と首の周りのチェーンがもろ70年代って感じが!(笑)
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その他には、道などを歩いていて右に曲がると、又同じ様に左に
曲がらないと気が済まないという衝動にかられたようで、路上で
身体を右左に回りながら歩き、皆に変な目で見られた様です。

(これは不完全強迫ー対称性を保つ強迫行為みたいです。)

あとモノポリーなどで、ある方向にピースを何歩か進めると、
その同じ歩数だけ戻らないと気が済まない、というのも対称性
を保つ行為なのでしょう。

過去記事→「3歩進んで3歩さがるモノポリ 」

もちろんチックに関しても様々な”動作”や”音声”チックが
あったようです。

そんなパパは、最近悪化しつつあるあーちゃんのチックや強迫概念、
行為などについて、色々とアドバイスをしているようです。

あーちゃんが、唇を手や他の物に擦り付けるという行動が
止められなくて、唇が酷く切れて痛がってて、
「止められないよー! 自分でコントロール出来ないよ!」
と苦しんでいた時や、頭の中にパソコンのモニターがオフの
”ブラックスクリーン”や”ウィンドーのエラーメッセージ”
が何度も何度も浮かんできて悩まされているときなども、

「パパもそうだったからあーちゃんの言ってる事はよくわかる!
でも”コントロール出来ない事はないんだ! 浮かんでくる
イメージや”こうしなきゃ気が済まない”というアイデアは
コントロール出来ないかもしれないけど、行動自体は変える事が
出来るんだ! 行動はコントロールできるんだよ。 行動を
コントロールする為には自分の置かれた環境を変えたりして...
なんたら〜かんたら〜」

と「困難に打ち勝った者は語る!」口調で偉そうにアドバイス
(指導)しているのですが...私は知っている!

パパが未だに職場とかで、自分の強迫概念や行為を上司や同僚
に主張したりして、ひともんちゃくもふたもんちゃくもおこして
厄介者扱いされてるのを。

パパがよく訪れる自閉症のフォーラムでは、書き込みした他の
メンバーのスペリングや文法などを直して書き込みしたりして、
多くのアスペから顰蹙をかっているのを。

”間違いを訂正しなければ気に済まない”という衝動にかられる
のなら、パパが言った様に”環境をコントロールする”という意味
で、そういったフォーラムにいかなきゃいいのよー!

(ちなみにパパと会話していて少しでも英語の発音を間違ったり
表現がおかしかったりしたら即座に話を断ち切られ、訂正され
その後、自分が何を言いたかったか解らなくなってしまう事も
ちょっちゅうで、本当にイライラしてしまいます。

 そんな時のパパを見ていたら、もう"compulsion(強い衝動”
 という感じがよくわかります。)

ったく、自分自身が未だ思いっきりOCDっぽい事やってて
あーちゃんに指導している姿はまさに、

「The blind leading the blind.」盲人が盲人を導くようなもの
(”人を導く能力がないのに人を導こうとする”の意で用いられる。)
って感じで笑えてしまいます。emoticon-0136-giggle.gif
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まあ、コントロール出来ないからOCDなんでしょうが。

子供の頃、パパの両親はパパのこういった行動についていつも
不可解に思ってた様ですが、考えてみたらパパはこんな風に
あーちゃんの事を理解しているだけでも、あーちゃんはラッキー
かもしれませんね。

         「ほっといてんかー!」
          とでも言ってるようなあーちゃんとパパ。
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by mathkid | 2011-04-22 15:16 | あーちゃんのパパ

最近気になっている強迫性障害(OCD)について


3歳で「自閉症」と診断された時くらいからある種の「儀式」
「こだわり」の行動を見せていたあーちゃんですが、ここ
半年あたりの間、更にそういったこだわりの観念が強くなって
きたように思います。

厳密に言えば、「こだわり」というよりも強迫観念といった
方が正しいのですが、最近では普段の生活の中で強迫性障害
(Obsessive-Compulsive Disorder,以後OCDと省略)の
サインがかなりチラホラ見られます。

あーちゃんのOCDについては、少し前の記事、
「自閉症と強迫スペクトラム障害(OCSD)の関連性」を参照。


自閉症とOCDとの関連について詳しい事はよく解らないのですが、
ウェキペディアによると、

”自閉症、アスペルガー症候群、チック、トゥレット障害、抜毛症、
自傷行為、醜形恐怖、摂食障害、依存症などの疾患は強迫性障害と
広義で関連があるとされており、強迫スペクトラム障害(OCSD)
と呼ばれる場合がある。”


とある事から、やはり脳神経的に何か関連があるのでしょうか。

うちはあーちゃんだけでなく、パパもOCDの傾向があります。

パパのOCDについてはコチラの記事を。
「真っ赤になって返って来る!?! 」

実を言うとあーちゃんの見せる症状が強迫観念、又は強迫行為
だと気がついたのは、自分自身そういった経験があるパパでした。

(私はOCDと聞くと潔癖性で手を何度も洗うという典型的な
 アイデアぐらいしか頭にありませんでした。)

私自身もこの傾向がある事から(OCD家族と読んでください!笑)
最近強迫性障害について更に興味を持ち始めたわけですが、以前
呼んだ本になかなか面白いチャプターがあったので、少し取り
あげてみることにします。

それは、
「Strange Brains and Genius: The Secret Lives Of Eccentric
 Scientists And Madmen 」
というタイトルの本。
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(日本語版も見つけました!)

              「天才博士の奇妙な日常」
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”3という数字にとりつかれたテスラ、ネズミの背中を何時間も
撫で続けたベンサム、仇敵ハエとの闘いに命をかけたカーワン…。
奇癖に囚われた天才科学者のエピソードをユーモラスに紹介し、
天才と精神障害の関係を考察する。”(アマゾンより)

という非常に興味深い内容なのですが、この本にプロファイル
されている様々な”天才”と呼ばれる人物の不思議なこだわり
恐怖症興味の対象強迫行為の数々を読んでいて、何だか
”奇妙だ”と思うよりも”あ〜わかる気がする〜!”という変な
親近感?を感じたのを憶えています。

本人達はそれ相当に真剣そのものだったのでしょうが、結構
笑えてしまいました。

例えば、有名な発明家のNikola Tesla(ニコラ・テスラ)について。
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Some bizarre behaviors:
Columbiphilia (pigeon-love), (鳩、それも白い鳩を異様に愛した)
kakiphobia (fear of dirt),   (ほこり恐怖症) 
scotophilia (love of the dark), (夜や闇を好む) 
pathophobia (fear of germs),  (ばい菌恐怖症)
spherophobia (fear of round objects), (円形物恐怖症、真珠を怖がった)
triphilia obsession with the number 3), (数字の3に取り憑かれていた)
 and visual and auditory hallucinations.  (視覚、聴覚の幻覚妄想)

などとなかなか個性的(!)です。

あーちゃんのブラックスクリーン恐怖症ウィンドーエラー恐怖症
も結構張り合ってるかも?

とちょっと脱線してしまいましたが、話題をOCDにもどしてと。

この本の中のObsessionというチャプターに、OCDについて
興味深い情報が書かれてました。

それによると...

★OCDの半分のケースが子供時代に兆候を見せ、一般に男子に多い。

★OCDが後年に起こった場合、男女の比率は50:50である。

★85%のOCDの人が生涯のある時期で”潔癖性”に悩まされる。

★OCDの人のかなり高い割合が手や顔などのチックを併発する。


という面白い事実が。

更にいくつの”一般人”のユニークなOCDなどの例など
も書かれていました。

例えば、

★マンホールの周りを丸く歩くという強迫行為に駆られた2歳の男の子。
 この少年は10歳の時、学校で”○を描く”という衝動にかられ、
 退学になった。

★唾を飲み込む度にしゃがみこみ、床、又は地面を触るという
 強迫行為に駆られた6歳の男の子。

★ねっとりしたものが耐えられない14歳の男の子。
 ”蜂蜜”が最大の恐怖だった。

★アルファベットの中のo 、p、a 、q 、や d などの
 ”閉じた部分がある字”の中を塗りつぶす強迫行為に取り
 憑かれた7歳の少女。
 
(そう言えばあーちゃんも字を書く時、”各アルファベットの文字
 が触れてないと我慢出来ない”とoと l がくっついてd になったり
 l とo で bになったりしてスペリングのテストで減点になってたな〜!)

 この同じ少女、読み書きをする際、一つの単語の後50まで数えて
 から次の単語に進むという行為に取り憑かれた。
 その儀式の為、この子は極度に読むのが遅い小学2年生だった。

★どぶネズミに肛門をかじられている(...)強迫観念に
 悩まされた男。

などなど...これらの奇妙な行動や概念はこの本の中に出てくる
ごく一部で、他にも非常に関心深いトピックでいっぱいです。

この本を読んで、天才と精神障害(発達障害も?)との関連性
にますます関心が高まってきました。

とても面白い本なので機会があったら読んでみてください。

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by mathkid | 2011-04-21 17:41 | 脳について

数学が大好きな14歳の2E kid(ASD&ギフテッド)あーちゃんの日記。 カリフォルニアからネバダに引っ越し新しい学校へ通い始めました。凸を伸ばし凹を支援の精神で頑張ってます。 目指すはMIT or Caltech!


by あーちゃん ママ
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