カテゴリ:ソーシャルスキル( 29 )

あーちゃんがイラっとくるもの

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昨日の記事で、”あーちゃんはこちらが聞かない限り、あまり自分からは学校での
出来事や毎日の様子などを言ってくる事はない”
と書きましたが、そのわりには
こちらがどんどん色々と聞き出していったりしてると、結構のってきて、自分が
感じている事や思っている事とかを次々と喋り始めたりするので、”会話をする事
自体”
は決して嫌いではないんですよね〜。


分野やトピックによっては極度に”バーバル”になっちゃって、むしろとても
楽しんでいる感じです。


本人が言うには、

「とりとめもない世間話的やりとり(chit chat)には意義を見いだせない。会話を
するのであれば、表面的な事ではなくてもっと(会話をしているお互いにとって)
有意義なものでないと、時間とエネルギーを無駄にしている感じがする。」

という事らしいんですよね。009.gif


何だかあーちゃんも結構私に似てプラクティカルな考えの持ち主というか。


でもそういう態度だと、友好関係とか築いたり持続させて行ったりするのに
ちょっと苦労するんではないか?などと思ってしまうんですが...


あーちゃんにとっては、”人とのコミュニケーション”というのは知識や情報、
そしてアイデアの交換とか言った、実用的な用途が目的であるべきだという
思いが強いみたいなので、例えば他人が”今日は久しぶりにいい天気ね!”とか
”うちの犬はステーキが大好きなのよ”などと言った”ただのステイトメント
(供述)的な事を言ってこられても、こちらとしては言葉を返しようがないし、
その時点で会話が行き止まりの状態になってしまう”というわけなんです。


「だからただのステイトメントだけを言って来られたり、言わなくても当然、
又は、ちょっと考えるとすぐにわかるような事を聞いてこられるとついイラっ
としてしまう。」


などと言うのですが、あははは...汗008.gif まっ、確かにあーちゃんが言ってる
事も理解出来ないわけではないのですが、(私も世間話が苦手)でも人と人の
会話(コミュニケーション)には、”知識や情報、思想の伝達”だけではない
機能も含まれていると思うんですよね。


特に初めてあった人の場合なんか、たいして意味もない他愛のない話を話し
かけて来るのは、”相手の事を知ろうとする姿勢”、いわゆる”友好関係を築
こうとしている態度”
でもありえるのだから、実際相手の話の内容よりもその
ジェスチャー(姿勢、態度)を理解し、それに対してこちらも適切な反応を
試みるべきだ、って言ったのでした。


それに対してあーちゃんは、「もちろんそういった友好関係のチャンスを社会的
ミスして逃したくないけど、実際そういった”ただのステイトメント”にどう対応
したらいいのかわからない」と言って来たので、私はいくつかの例を出しながら
説明したりしました。


例えば

「きょうは久しぶりにいい天気ね!」とか言ってきたら、

「本当ですね。 ここ最近ずっとどんよりと曇り空が続いていたから
 久々にどこか遠出したくなりますね。」


とか、

(いや〜、↑はどちらかというと中学生よりもおばちゃん臭い会話ですが。汗)


「うちの犬はステーキが大好きなのよ!」


に対しては、(いくら心の中では”そんなもん当たり前だ!ステーキが嫌いな
犬がいたら見てみたいよ!015.gif”と思っていても)←実際あーちゃんが
思っていそうな事。(苦笑)


「うちは犬は飼ってないけど、僕のグランマの犬はステーキよりも魚に目が
なくって、なんだかネコみたいなんだ。」


っと、こっちがステイトメントをステイトメントで返した後、すかさず


「飼っているのは犬だけ? 他の動物は?」


などと、質問を投げかけてみては? などと提案してみたりしたのでした。


う〜ん、やっぱりこういう部分、まだまだ自分だけではとっさに気の利いた
言葉が浮かばないみたいで、こういう社会的ランゲージに関してはいくら
言語優位なあーちゃんでも未だ四苦八苦しているようです。


数学やその他のアカデミックな分野に関しては”直感的”に答えやアイデア
などが浮かんで来るあーちゃんですが、やはりこういうソーシャルな部分は
洞察力やセンスが欠けているというか、なかなか自然にでてこないようなので、
もうこれは”頭で理解し、練習を重ねて行く”というアプローチをとっていく
べきでしょうね。


「I hate chit– chat ! 」 ぶるぶる (>_< )( >_<)


って、うん。その気持ちわかるわかる。045.gif


まあ、でもいつもやれってわけじゃないし、歯医者さんの待合室で隣に座って
いる人とか、お店の店員さんとか、本当に見ず知らずの他人とかの場合など、
別に無理して会話する必要もないと思うし、(私も大抵の場合はステイトメント
とか言ってこられても、ふんふんとうっすら笑顔であいずちうつくらいだし。)
それも状況によりけりだと思うけど。


でもやっぱり新しい友達を作ったり、(特に最近は他の学校の子達との交流の
機会も増えて来てますし)現在の友好関係を維持して行く為にも、ある程度
自分では”意味のない会話”と思っていても、”会話をしようと試みているという
行為や態度”
が、相手にいい印象を与え、友情関係を築く次のステップに進み
やすいのではないかなんて思います。


最後に、コミュニケーションについてなかなか参考になるページを見つけた
のでリンクしておきます。

ソーシャルスキルのいいチェックリストになりますね。

「コミュニケーション上で大事なソーシャルスキル」


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by mathkid | 2013-03-03 10:57 | ソーシャルスキル

これも空気が読めないのか?

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あーちゃんが学校で、授業中にクラスの子達がふざけたり騒いだりして授業の妨げ
になっている事にひどく憤りを感じていると言うのは以前の記事でも書きました。

(それについてはこちらへ→「クラスからの独立宣言!」


幾度となく先生達にもその不満の声を高らかにして、”更に厳しい処分の執行”を要求
していたみたいですが、結局のところ事態はあまり改善されてないみたいです。


で、ついに自分自身でなんとかしたいと思ったらしく、先日なんとライフスキル
先生に、生徒達に対して”コンダクトスピーチ”を行いたいので、その時間をさいて
くれるよう交渉して、授業の一環としてクラスの皆に対してスピーチを行う承諾を
得たという事でした!


あーちゃんによりますと、この”コンダクトスピーチ”とは、基本的に”学校ではどの
ように振るまうべきか”
を唱えたもののようですが、スピーチの下書きを見ると、
”現在の皆の授業中での態度や行動は、周りのものにとって迷惑であるだけでなく、
いかに自らの将来にとってdetrimental(有害)であるか”
、などと言った事など
がまとめられてました。


まあ、要するにお説教ですわっ。(・・;)


これを聞き、私は即座にあーちゃんに言いましたよ!


「あーちゃん、この間の「クラスからの独立宣言のペーパー」でもすでにクラスの子
達に対して文句っぽい事書き連ねてたんだし、又同じような、それもお説教がましい
ようなスピーチしたら、クラスの皆から顰蹙かう事になり得ないと思わない?」

と。

これに対してあーちゃんは、

「でも彼らが不適切な行動をとっているのは確かなんだから、改善されるべき部分
を指摘する事がどうして悪いの? スピーチの内容や語彙、表現などは決して上
から目線のコノテーション(含意)は含まれないように注意しているし、(おお〜、
さようですか!(・_・;))妙な意味合いはなく、あくまでも客観的に自分の意見
を発表する事がどうしていけないの?」


って言うわけなんですよね。

確かにあーちゃんの言っている事は理解出来ます。

でも世の中そう簡単なもんじゃないんですよね〜。


更に私はあーちゃんに、クラスの中には自分たちの事を”批判された”と思い
あーちゃんの事を”優等生ぶってる”とか”生意気だ””偉そうなやつ”だと言う風に
捉え、あーちゃんに対していじめや嫌がらせをする子もでてくるかもしれない、
などと言った事を説明したのでした。


あーちゃんにしてみれば、自分が正しい事をしているのにどうして他人にそういう
風に思われるかが理解出来ないみたいでしたが、やはりこういう”自らの行動が
グループに与える影響(クラスの皆の心理)”とか言った部分がいまいち把握出来
てない所など、”社会的空気が読めない部分”なのかな〜?なんて思ってみたり。


あーちゃんの理想主義で正義感と行動力にあふれたところなど、なんだかパパに
そっくりです。


パパも自分が正しいと思った事は、個人やグループが自分の事をどう思うとか全く
お構いなしなので、パパのリミットがない言動が、周りの者を敵にまわしてしまう
という事も頻繁にありました。

(上司や遥かに目上の地位の者達に対しても反抗してしまったり。汗)


でもさすがに自分が”社会的に孤立する”状態になるのと、自分の子供がそうなって
しまうのとでは話が違うというものなのでしょう。


私自身も、大人になればたとえ周りから孤立しようが自らの信条を尊重し、自分が
正しいと思った事を貫き通すというのも個人の一つの選択だと思います。


集団思考に押しつぶされ、つい”正しい事”をする事に対しても足踏みしてしまう
最近の世の中ですので、こういう人材はとても貴重だとも思います。


でも今のあーちゃんの年齢では、毎日の生活の拠点地とも言える”学校”という環境
の中で、親としては下手に周りに”敵”を作って欲しくないという気持ちが強く、
つい”安易な逃げ道”の方向を指さしました。


理想と現実のギャップに、私自身もなんとも言えぬ違和感、不快感を感じてしまい
ますが、やはりあーちゃんをいじめや嫌がらせの可能性から守る為には、時には
こういった”妥協”もしてしまいます。


親とはそういうものではないでしょうか。


自分の事に関しては、”誰に何と思われようが、何が起ころうが、Who cares?
┐( ̄ヘ ̄)┌”と言った態度のパパですが、あーちゃんからこのスピーチについて
聞かされたパパは、私があーちゃんに言った同じような事をもう一度あーちゃんに
説明し、その後ライフスキルの先生にメールであーちゃんがクラスでこのスピーチ
を行うのを取りやめるように頼んだようでした。


昨日の午後、あーちゃんは学校から帰って来て、今週の金曜日にライフスキルの
授業の際に予定されていた自分の”コンダクトスピーチ”がキャンセルになった事
を私達に報告して来ました。


もちろん、パパがライフスキルの先生にメールを送った事も承知ですし、結局
先生もパパと私の意見に同意し、”あーちゃんにクラスで敵を作ってもらいたく
ないから”
という理由でスピーチがとりやめになったと言ってました。


本人はちょっぴり残念な様子でしたが、でも最終的には私達の説明を聞き、
”確かにそういった状況も起こりえる”と納得したようでした。


こういうのって、あーちゃんの年齢(12歳)くらいになると、自然と”読める
のではないか?”と思うのですが、どうなんでしょうね。


とりあえずは私達から説明されて、”合理的でなく納得いかないかもしれない
けれど、人の感情や行動というものは理屈で説明出来るものではなく、時として
人は理不尽な感情を抱いたり、行動をとってしまう事もある。(精神的にまだ
未熟な子供など特に。)”という部分を察していってる感じではありますが、周り
の状況(空気)から判断して自らの行動を調節する、と言った部分に関しては、
こんなふうに系統的に説明していくなど、まだまだこれからも訓練が必要だな〜
なんて思ったのでした。


それにしても学校側はどうして対処できないんでしょうかね?


先生方もかなり困っているみたいですが。


やはりあまり厳しい処分を与えたりすると、父兄から文句いわれるのかしら。


あーちゃんの話では、高校の幾何学のクラスは静かで、クラスメートもみんな
matureで、学習に関しても真剣なので(そりゃ10年生にもなれば、大学進学
などの準備に真剣に取り組んでいき始める時期ですしね。)とても快適だそう。


早く高校生になりたい〜!・(≧д≦)・゚゚


って妖怪人間ベムのように言ってました。

(あっ、あれは”早く人間になりた〜い!でしたが。)

もうちょっとの辛抱だから頑張ろうね、あーちゃん。



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by mathkid | 2013-02-22 02:13 | ソーシャルスキル

本当に便利な「これは便利! 5段階表」

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あーちゃんは、まだ以前の小学校に通っている3年生〜4年生くらいの
時、色んな面でかなり荒れてました。

行動も多動で落ち着きがなく、授業中でも出された課題をやるのを拒否
したり、先生に対して反抗的だったり、又感情的にもかなり情緒不安定
と言った感じでした。

               気難しかった頃の写真。(8歳)

f0238562_1148333.jpg


以前のこの記事でも書きましたが、あーちゃんの”問題行動”に途方に
暮れた当時の特別支援チームは、私にADHDの検診を薦め、(というか、
”お代官様、おねげ〜ですだっ”って泣きつかれたと言った方がぴったりの
ようでしたが)私も先生達や特別支援スペシャリストの人達になんだか
申し訳ない気がしたので、とりあえずそのリクエストに応じたのでした。


ADHDの検診クリニックで色んな検査をしている間、その専門家達とは又
別に、Pediatric Psychatrist(小児精神科)にもカウンセリングに連れて
行き、ADHD以外の要因として、あーちゃんが荒れている原因などを追求
したりしたものでした。


この時、この精神科の先生は、手元にあるあーちゃんのWISC-IVの結果を
見ながら、あーちゃんに様々な質問をしたりしてたのですが、あーちゃん
はこの時も先生に対してやけに無愛想で、先生が室内に貼ってあった
「感情のスケール」のポスターを指差し、


「今日はどんな気分? この絵で言うとどんな感情?」

と聞くと、ムッとさらに不機嫌な顔をして、


「どうしてこんな幼稚な絵で表現する必要があるんですか? 僕は自分が
感じている事はきちんと言葉を使って表現出来ます!」
015.gif

って、きっぱりと先生に言うじゃないですか!
(この時あーちゃん8歳)

何だか私の方が又先生に申し訳ない気持ちになりましたよ〜!012.gif

「感情スケール」はこんな感じだった。

(画像はこちらのサイトより)
f0238562_10351931.jpg



それを聞いた精神科は、一瞬びっくりしたような顔してましたが、すぐに
又手に持っていたWISC-IVの結果を確認しながら微笑みながら、


「I see~...」026.gif

と、何だか納得したようにうなずいてました。

この後、この精神科はあーちゃんが学校で問題行動を起こしている原因の
一つとして、やはりアカデミックな分野での”ミスマッチ”である可能性が
強く、できればギフテッドやギフテッド教育を専門とする心理士によく診て
もらったほうがいい、とアドバイスしてくれたのでした。

(実はこの精神科自身、ギフテッドの子の母親だったのでした!)


というわけで、この後Dr. Palmerを訪ねる事になったのでした。

それについての過去記事はこちら。

「Dr. Palmerとの出会い」


で、何だか前置きが長くなってしまいましたが、その時のカウンセリング
で、「感情のスケール」を指すのを拒否していたあーちゃんですが、同じく
室内に貼ってあった「痛みのスケール」のポスターに異様に興味を示して
見入っていたあーちゃんの姿を観察したその精神科は、あーちゃんが反応
を示すかもしれないと、こういうツールを紹介してくれました。

(ちなみにあーちゃんがハマった「痛みのスケール」はこんな感じだった。)

(こちらのサイトより画像拝借)
f0238562_1152992.jpg


(あーちゃん、こういうスケール的なものに目がないんですよね〜。)


そのツールとは、結構有名なのでもう日本でもお馴染みかもしれませね。

              「Incredible 5 Point Scale」

f0238562_1115912.jpg


そしてこちらが日本語版です。

               「これは便利! 5段階表」

f0238562_1116263.jpg


”『これは便利! 5段階表』は、自閉症の子どもが自分の感情を理解しコント
ロールできるように支援するための、驚くべき方法です。

行動上の問題への対処法を簡潔かつ効果的に学べるようになっていて、教師
や指導責任者、支援者、親御さんらが、アスペルガー症候群や高機能自閉症
の児童生徒の行動を理解するために本当に役に立ちます。”

(アマゾンの商品説明より)

自らの感情やトリガーを理解し、それをコントロールする為の対処法を
考え、行動をきちんと管理するようにしていく為の支援ツールです。

自閉症やアスペルガーはもちろん、ADHDやギフテッドの子など、感情面
のコントロールに困難を感じている子達にとって、とても参考になる情報
源ではないかと思います。


こういった方法や、ソーシャルスキルのトレーニングなどに参加したり、
ギフテッドの専門家(Dr.Palmer)に診てもらい、あーちゃんに合った
教育プランを作成し、それを学校側に実行してもらう事により、これまで
みられた「問題行動」も著しく改善されたのでした。


でもこの「感情のスケール」「痛みのスケール」、言葉で表現する
のが苦手な子達のコミュニケーションの方法としても役立ちそうですよね!

あっ、後英語ですが、感情のコントロール支援に参考になるサイトを
見つけましたので、リンクしときます。

「Self Regulation Scale」

「Self Regulation Scaleダウンロード」


皆さん、お子さんの支援頑張って下さいね!


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by mathkid | 2013-01-15 11:39 | ソーシャルスキル

ワンステップずつが原則

先週の日曜日の夕方、あーちゃんの学校では、
「Turkish Cultural Night」(トルコ文化の夕べ)というトルコ
の文化に親しむ集いが開催され、パパとあーちゃんがそのイベント
に行ってきました。

(私はshingles- 帯状疱疹というウイルス感染症にかかってしまい、
発疹の後神経痛のような痛みが酷い状態だったのでパスしました。)


アメリカと言う国は本当に色んな人種や民族的背景を持つ人達で溢れて
いるのですが、自らも異文化出身という事もあり、私はあーちゃんには
できるだけ様々な異文化にふれる機会をもってもらいたいという想いが
あり、そういった意味でも今回のイベントはいい機会でした。


あーちゃんも先生やクラスの中にトルコ人の人がいる、と言う事で
彼らの文化に対して関心を抱いていたようなので、このイベントに
参加するのをとても楽しみにしてました。


(パパはイベントででる”中近東料理”がお目当てだったよう。)015.gif


そしてこういった社会的イベントに参加する事は、社交面や社会性
ルールなどを学んだり、練習したりする絶好の機会でもあるという
事もありますしね。


イベントは学校内ではなく、地元のTurkish Cultural Center
いう場所で開かれたそうです。


まずはトルコという国についてのプレゼンテーションがありました。

         プレゼンターがトルコの地理や政治形態、民族、宗教、
         文化などを紹介しています。

f0238562_8565441.jpg


私は”トルコ”と言う国については全くの無知で、最大都市が
インタンブールと言う事ぐらいしか頭に浮かんできません。(汗)

でもって、インタンブールとなると、

♪飛んで〜イスタンブ〜ルぅ〜♪ (* ̄0 ̄)θ~♪
(今の若い世代は知らんだろうな〜。)

と言う、めちゃめちゃ古い歌が頭に浮かんでくるのみ...

後たまに頭に浮かぶのは、トルコは英語でTurkeyなんですが、
トルコの七面鳥って”Turkey turkey”?なんてくだらない事など
考えたり。(^^;)

(それともTurkish turkey?)


私のバカなつぶやきは横に置いときましてと。

話をトルコ文化のイベントにもどします。

プレゼンの後は皆でトルコ料理(中近東料理に良く似てる)の
ビュッフェ形式のディナーを楽しんだようでした。

              gyro(ギロス)肉のローテッサリー。
            この肉の固まりを薄く削ぎ落すみたいです。

f0238562_9244534.jpg


ビュッフェ形式とは言え、自分でとらなくてもいいように、ちゃんと
サーブしてくれるみたいですね。

f0238562_9275490.jpg


f0238562_9283062.jpg


f0238562_9294637.jpg


           さて、トルコ料理となるものを頂きましょうか。

f0238562_9314672.jpg


ここでちょっとしたハプニングが!

パパが言う事には、ビュッフェから席に戻ってきたあーちゃんのお皿を
見ると、料理はほとんど盛られてなくて、以前食べた事のあるBaklava
(バクラヴァ)やパウンドケーキのようなデザート系しか盛られてなかった
そうで、パパがあーちゃんに、「お肉とか他の食べ物も食べなきゃダメ
じゃないか! 甘いものだけじゃなく、他の料理ももらってきなさい!」
と指示したらしいんですよね。

            あーちゃんの皿。 甘いもんばっかっ!015.gif

f0238562_0163857.jpg


それを聞きあーちゃんは、

「嫌だ! 食べたくない!これで充分だよ!」033.gif

と強く拒否。

その態度に対して幾分イラついたパパは、更にキツくあーちゃんに
デザート以外の物を食べるように指示したそうなのですが、いつもの
状況と違っていたせいもあってか、あーちゃんはいとも簡単にパパの
強制的な態度にプッチン切れてしまい、皆がいるテーブルで、ミニ
パニック&癇癪を起こしてしまったらしいのです。


この歳にもなると癇癪といっても、少し大きめの声で身体を震わせ
ながら指示に従う事に対して強く反抗していた、という感じだったそう
ですが、テーブルの周りの人達はあっけにとられた顔で皆、あーちゃん
の事を見ていたそうです。


もう〜。 なんでパパはこういう事がわからないの?015.gif


あーちゃんは自分が食べた事のない食べ物に対しては警戒心が強く、
チャレンジする為には精神的に落ち着いた場所や状態(家など)で
ないとその気にならないというのに、そんな初めて訪れた場所で、
見知らぬ人達に囲まれた状況の中で、しつこく無理強いしても逆効果
なだけだという事に気がつかないのだろうか?と思ってしまいましたよ。


ただでさえこういった、”初めての状況”に対してはナーバス気味に
なっているのだから、そういった時はこういった社交の場にての交流
の仕方や振る舞い方などに集中し、”偏食の問題”といった課題は
横に置いとくべきなのに。

あーちゃんにとって、ソーシャルな面の学びは”一つ一つの課題を
ワンステップずつ”
というのが鉄則なのに。


本人が慣れない状況の中で、一度に全ての課題に取り組もうとすると、
ただでさえ繊細で感じやすい精神は、オーバーロード気味になって
しまう可能性があるのです。


パパは人前だったこともあり、あーちゃんの行動を普段以上に事細かに
チェックして、改善しようとしていたみたいですが、あーちゃんのミニ
癇癪を見た学院長や、その他の学校の先生達はかなり驚いた表情をして
いた事を心配そうに私に話してましたが、私は実際学校のスタッフに
あーちゃんのそういった側面も見てもらえて、ある意味良かったんでは
ないかとも思いました。

学校では大人しく、優等生と見られているあーちゃんだけど、やはり
感情面においてはちょっと違ったボタンが押されたら、いとも簡単に
コントロールを失ってしまう事だってあり得るという部分がまだまだ
存在するという事。

それもあーちゃんの”これから克服して行かなければならない分野”
あり、そういった中でも、日々一生懸命努力していると言う事。

そういう面も見てもらえたらいいんじゃないかと思います。

とりあえずパパにはこういった状況下においては、あれもこれもと
指示をしすぎないようにと注意しておきましたが。


まあ、パパとしては人前で、全てにパーフェクトなあーちゃんを
見せびらかしたいという気持ちもあったようですが。


でも最終的にはあーちゃんも機嫌を取り直し、ディナー後の歌や
ダンスの披露を楽しんだみたいでした。

f0238562_1034558.jpg


小さい頃はこういったイベントなどで一旦癇癪を起こすと、もうその日
は”リカバリー不可能”で親子で抜け出して帰らなくてはならなかった
のですが、今ではとりあえず感情のリカバリーも可能となってきている
ので、(それも比較的早く)確実に進歩していると言うことでしょう!



ブログを読んで頂き、
あ( ̄○ ̄)り( ̄◇ ̄)が( ̄△ ̄)と( ̄0 ̄)う( ̄ー ̄)
ございます〜!

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by mathkid | 2012-12-12 10:46 | ソーシャルスキル

いじめられているという自覚


少し前、あーちゃんの「いじめ」についてのプレゼンテーションの
記事で、あーちゃんも過去にいじめや嫌がらせにあった経験がある
と書きましたが、今回はその事について少し振り返ってみたいと
思います。


あーちゃんは4~5歳の頃、(キンダーに上がる前)当時やっていた
ABAセラピーの一環として、地元のプリスクールに通ってました。

f0238562_583092.jpg


その時はセラピストが”シャドーエイド”となっていつもあーちゃん
に同行し、あーちゃんの行動を監視したり、必要ならば指導をしたり
してました。


       プリスクールでセラピストから指示を受けているあーちゃん。

f0238562_4484773.jpg


当時のあーちゃんは今では考えられないくらい自分の周りで起こって
いる事や人に関してもあまり関心を示さず、こちらが気をつけて注意
を促さなかったらいつまでも自分の興味のある事だけに没頭するという
傾向がありました。


当時、他人の感情や意図が読みにくかった事もあってか、クラスの
子供達がとる行動はあーちゃんにとってとても不可解なものだった
ようで、他の子達との係わり合いを見ていると、よくどう対処したら
いいのかわからず途方に暮れて困惑している、という様子を見せる事
も少なくなかったみたいです。


いつもあーちゃんに同行していたセラピストの話によると、クラスの
子供達はよくあーちゃんに対して、「いじめや嫌がらせ」とまでは行き
ませんが、あまり微笑ましくない態度や行動をとっていたみたいでした。


例えば、あーちゃんが遊んでいたおもちゃを奪ったり、きちんと順番
を待って列に並んでいるあーちゃんの前に横入りしてきたり。


又ある時など、滑り台の順番を待っていたらいきなり前にいた子が
あーちゃんの方向を振り向き、いきなり両手であーちゃんの胸を
押して突き倒したりした事もありました。


もちろんあーちゃんはその子に何も言ってないし、その子をそういった
行動にもたらす原因など何もしていなかったと言う事だったのですが、
セラピストが言う事には、あーちゃんは突き倒された後も自分でおき
あがり、びっくりしたような不安そうな顔をしていたものの、その子に
対して何も言わず、そのまま又おとなしく滑り台の順番を待っていた
そうです。


親としては自分の子が他の子達からそういった扱いを受けているのを
見ているのはなんとも腹立たしく、もどかしい気持ちになるのですが、
当の本人は、そういった不当な扱いに対しても、”自分がそういう扱い
を受けている”
という”自覚”があまりなかったようで、傷ついている
様子もなく結構きょと〜ん023.gifとした感じだったようです。


(そんな様子をみるのも又更に悲しくて虚しかったのですが。)


子供達はあーちゃんが自分たちのとった行動に反抗してこないのを
知っているため、いい気になってますますあーちゃんに対してそう
いった“不当な扱い”をし続けていました。


そこでそんなあーちゃんの”いじめや嫌がらせに対しての自覚”
促し、それらに対しての”対処法”を身につける為に、セラピーの中
「Good friends, Bad friends」というプログラムを導入した
のでした。


とは言えこのくらいの歳の子ですから、”自覚を促す”と言ってもその
方法として、基本的には”他の子達があーちゃんに対してとってる行動
(おもちゃを奪ったり、罵ったり、列を横入りしたり、押し倒したり等)
はよくない行動であり、そういった事をされた場合は黙って見逃すの
ではなく、きちんとそれに対応する方法を教える、といった内容の
ものでした。


まわりの状況や、人の行動、顔の表情、声のトーン、ボディーランゲージ
などと言った、「非言語的情報」の処理が得意でない子にとっては、
これらの情報を一つずつ”解読”してあげ、「言語」を使って説明して
あげる事が大切なんですよね。


セラピーの中では、プリスクールの年頃の子達がとるような行動の数々
をそれぞれインデックスカードに記入し、(例えば、”スナックの時間
隣のT君はあーちゃんのクッキーまで横取りした”など)それが適切な
行動かそうでないかを区別させたりといった練習などをしていました。


小さい頃はこのようにして、全てをわかりやすく「言語化」していき、
自らに対しての行動が不当かそうでないかを認識させながら、”自覚”を
高めて行くといった認知的なアプローチをとったりしました。


後、セラピー以外にも役にたったのが、家庭でできるブックセラピー
で、あーちゃんの本好きという特質を利用して、いじめや嫌がらせなど
についてがテーマになっている絵本などを読聞かせたりして、それら
の認識を更に深めたり、対処法などを話し合ったりしたものでした。


こういう本とかよく読んであげ、話し合ったりしました。

        Simon's Hook; A Story About Teases and Put-downs

f0238562_8482299.jpg



小学校2~3年くらいになると、子供達の行動ももっと複雑なものと
なってきて、この頃もあーちゃんはたまに、クラスのジャイアン風な
子から休み時間などもつきまとわれ、色々と嫌みや妬みの言葉などを
言われたりしたものでした。


f0238562_748998.jpg


そしてこの頃になると、子供達の間で個人の得意分野にも結構差が
見られ始め、この運動神経が優れていたジャイアンは、いつも休み
時間にクラスの皆でサッカーや縄跳びなどする時など、あーちゃんに
向かって、「運動神経ゼロのお前がいたら足手まといになって楽しめ
ないから!」
と言って、グループに参加させてくれなかったりした
そうでした。


で、セラピーではこの時期も引き続き「Good friends, Bad friends」
のプログラムを実施して、ますます高度になって行く社交関係の面に
対応するスキルを身につける練習に取り組んでいました。


その当時やっていたセラピーについての詳細はこちらの過去記事で。

「友情のジャーナル(ソーシャルスキル)」


それと同時に少しでも”皆の足手まといにならない為に”という社会性
の面を向上させるという意味も兼ねて、セラピーではあーちゃんの運動
神経面を向上するプログラムも強化されました。


         セラピストさん達とサッカーや縄跳びの練習をするあーちゃん。

f0238562_818165.jpg


f0238562_818316.jpg


あーちゃんは小さい頃から本当によく色んな面で、一生懸命
努力してきました。

現在のあーちゃんがあるのは、こうした長い年月にわたって重ねて
きた努力の賜だと思います。



3年生の時はクラスのある女の子に、ほとんどストーカー状態でどこ
に行くにも付きまとわれ、嫌みや嫌がらせなどの言葉を言われ続け
たりした事がありました。


そして4年生の時にはクラスのいじめっ子に目をつけられ、この時は
腕時計を木に投げつけられ、文字面のプラスチックの部分が壊されたり
などの嫌がらせも経験しました。

その件についての記事はこちら。

「いじめっ子に腕時計を壊された!」
「いじめっ子に腕時計を壊された!(Update)」


こうした嫌な出来事を経験しながらも、いじめっ子達のとった言動や
それに対して自分がとった対処の方法、そして自らの感情なども的確に
先生や私達に報告出来るようになっていましたので、こういった長年
のセラピーは確実に有効的なものとなりました。


幸い現在通っている学校は、いじめや嫌がらせ、校内暴力に対しては
zero-tolerance policy(ゼロトレランス方式)がとられているので、
これらに関してのポリシーに違反した者は厳密な処分が与えられる事
から、(改善のない場合など退学させられる)校内環境はとても安心感
が得られ、そういった面でも本当に私達はいい学校に巡り合えたと
喜んでいます。


とにかく、こういった”まわりの状況がもうひとつ捉え難い”子達には、
いじめや嫌がらせといった話し難いトピックも、実際そういった状況
に陥る前に、対処法も含め”認識を高めてあげる”事が大切ではないか
と思います。


もちろんその方法として、視覚的支援を使用しながら、言葉でしっかり
説明したり描写したりして「言語化してあげる」というところがカギですね。



えらく長い記事を最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
帰りにぽちっとしていってくれれば嬉しいです〜。


あ( ̄○ ̄)り( ̄◇ ̄)が( ̄△ ̄)と( ̄0 ̄)う( ̄ー ̄)
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by mathkid | 2012-12-10 09:23 | ソーシャルスキル

ギフテッドの社会的知能について

以前にも Emotional Intelligence (感情面におけるの知能)、もしくは
EQ(感情的知能指数)についてつぶやいた事があるのですが、
(それについてはコチラ→「キャリア成功の秘訣はIQよりもEQ?」
最近、それに加えて”社会的知能”(Social Intelligence)についても
色々考えたりしています。

この社会的知能と言うのは一般に、”複雑な人間関係を生き抜く社会性
や社交性、自分と他者を効果的につなぐコミュニケーション能力など、
人が充実した個人、又は社会生活を営む上で欠かせない知的資質”を総称
したものであります。

この社会的知能は、感情的知能をもう一歩発展させた概念で、個人的
な領域から更に世界を拡張させたエリア(社会)での対処能力と
いった感じでしょうか。


一説によると、(というか、かなりあちこちで言われているみたいですが)
個人のキャリア上での成功や、充実したパーソナルライフは、IQや専門
知識などといった要素よりも、EQ(感情的知能指数)や SQ(社会的知能
指数)が大きく関連していると言われています。


EQ にしても、SQにしても、どちらも自閉症スペクトラムの人達に
とっては大きなチャレンジの分野であるというのよく知られているの
ですが、あまり知られたいないのが、実は知能的面で優れていると
言われる”ギフテッド”の子供達の中にも、こういった分野のスキル
が欠けていたりするのも決して珍しくないと言う事。

ギフテッドの子供達は知的能力や興味関心、精神的な面においてなど
本質的に一般の同年代の仲間達とかなり相違した部分もある為、ピア
との交流や社交関係などが困難に感じられることもあり、そういった
”ソーシャルスキル”を学ぶ機会も少ないせいもあるのかもしれません。

(どうしても”精神的”に孤立したり、疎外感を感じやすい。)


SENG (Supporting Emotional Need for Gifted)というサイトの記事
「Raising a Well-Adjusted Gifted Child: The Value of Promoting
Social Intelligence」
によると、

”他人とうまくやっていくスキルというのは、(音感や言語概念能力、
又は数学能力と違い)両親のガイダンスや指導なしで本能的に開花
するといったものではない。 ”社会的知能スキル”を育成するには、
親(もしくはその他の指導者)によるインストラクションや指導が
必要である。”

と、こういった様々な社会的、対人関係のスキルはまず、家庭にて
学ぶ事の大切さが書かれていました。

そして、その「社会的知能」を教える基礎的なこつとして、

■ 家庭にて良い見本を設立する。
  親が実際「お手本」となり、”言葉少なく例をみせながら
  指導する”方が大きなインパクトがある。

(うちの場合はパパはソーシャルスキルに関しては”悪い見本”なんで、
”反面教師”となってます。笑)

例えば、パパはビジネス関係で他人と電話で会話をしている際、自分の
言いたい事が通じない時など憤りを感じ、怒ってしまい相手を怒鳴り
つけたり、嫌みを言ったり、最悪の時は相手が話しているのに途中で
プツっと電話を切ってしまうと言う、とんでもないソーシャルマナー
の持ち主なんで、いつもあーちゃんには、”ああいう失礼な事をしたら
ダメなのよ!”と言い聞かせています。(汗)015.gif


■ 家庭内でのルールやスタンダードを明確にする。
  それ相応のハイスタンダードを期待する。(ただし、あまり
  にも不合理なレベルは避ける。)

■ 子供と”善悪”について話し合う。
  社会のあり方や、人の生き方、そして人と人の間の相互関係に
  ついて語り合う。
  他人の考えや気持ち、意図を理解する事の意味や価値などについて
  話し合い、理解を深める。この際、お説教っぽいアプローチでは
  なく、あくまでも子供が理解出来るレベルの”Socratic dialogue”
  (ソクラテス式問答法)などの方法を用いながら行う。

(生まれながらにしての”ナチュラル哲学者”であるギフテッドの
子供達は、こういった話題とかを話しあう事が大好きだと言う事
もあり、家族の者と”対話”し合ったりしながら、”社会”や”人”のあり方
を考察するのは、大変効果的なソーシャルスキルの習得法ではないか
と思います。子供の年齢が高くなるに従い、道徳や倫理などといった
話題を取り入れて行ったり。)

■ 子供の行動や態度の変化などに注意をする。
  もし子供がこれらの行動や態度を示している場合、専門家に相談
  してみるのがよいかもしれません。

  ・友達がいない
  ・攻撃的に遊ぶ
  ・すぐに気を損ねたり、怒ったり、横暴な態度になる
  ・独り占めしたり、他人の所持品をに対して粗末な扱いをする
  ・グループなどの状況において他の人達とうまくやっていけない
  ・滅多に妥協する事がない
  ・他人の感情に対してほとんど感情移入を示さない(無関心)
  ・無作法に振る舞う  

(やっぱ、パパを専門家に見せた方がいいみたい。爆笑)

子供に「社会性」が欠けていると、それだけますます本人に対して
世の中の風当たりもきつくなり、それゆえそういった社会的状況や
場面から逃れようとする傾向にあり、そうなればますますそういう
分野でのスキルを向上する機会も少なくなり、結果的に社会から引いて
しまい、疎外感に苦しむ事にもなりかねません。

そういう意味ではギフテッドの子ども達は、ハイリスクグループ
であり、親としてはこういった社会面、感情面でのニーズにも注意
を払わうべきだと思います。


(自閉症とギフテッドである2Eのあーちゃんなんか、リスク×2
って感じで、かなりプレッシャーを感じてしまいますが。008.gif


もちろんあーちゃんはもともと内向的と言う性格的要素もあり、
私達がどれだけ何をしたところで、いわゆる”ソーシャルバタフライ”
になる事はないと思いますが、親としては将来社会に出て、あーちゃん
のもつ知能的能力が社会的知能力が欠けている為に犠牲になって
しまわないくらいの”社会で生きて行く術”というのを育成して
あげなくては、と思っています。

Facebookに友達の数が3桁台じゃなくても、本当に心を許しあえる”真実”
の友達が2〜3人いて、個人的に充実した生活を送っていってもらえた
なら、それはそれで私としては万々歳だと思っています。

               
                4歳の時から友達のK君、C君と。

f0238562_8381156.jpg




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by mathkid | 2012-09-22 08:51 | ソーシャルスキル

ソーシャルフローチャート

まず始めに。

いつも自閉症関連の情報やアメリカ生活の様子、そして腹の底から大笑い
させてくれる”お笑い”記事があるかと思えば、政治関係などシリアスな
話題もありと、バラエティー豊富な記事をお届けしてくれる怪人さんの
ブログ、人と違っても、えーやんか。で、今回もちょっと考えさせられる
記事がありましたので、リンクさせて頂きます。

緊急:「日本海」の名はそのままに

政治関係、時事関係などに疎い私ですが、この記事読んで、私も
「日本人としてだまっちゃおれん!」013.gifとばかりに署名して
きました。

詳細は怪人さんのブログにてどうぞ。


さて、ここから本題に移ります。

約1年半のホームスクールの後、この2月の半ばから公立の学校に
戻ったあーちゃんですが、暫くの間同年代の子達と接する機会が
あまりなかったせいか、学校行き始めた当初はクラスメートや、
その他の生徒達とのやりとりなどにちょっと戸惑っていたところ
もあったようでした。

例えば、他のクラスの女の子なのですが、毎日校内であーちゃんの
姿を見かけるとかけ寄って来て、”ハグちょうだい!”035.gifと言って
両手を大きく広げ、あーちゃんにハグを催促する子がいたらしい。

あーちゃんの話では、その女の子が”自分のクラスの子ではない”と
言うのははっきりしているらしいのですが、何年生か、どこのクラス
か名前も知らないし、以前に話した事もないそうで、でも毎日のよう
にあーちゃんの姿を見つけるとそうやってハグを求めてきていた
らしいんです。

その事についてあーちゃんは、

「僕、その子の名前やクラスさえ知らないのに、なんでだろうね?」

っと、すごく困惑した様子でした。

(そりゃ、そうですわね。 面識のない人からいきなりハグを求めて
こられちゃ、(それも毎日のように)誰でも???と思いますよ。)

側で私とあーちゃんの会話を聞いていたパパはすかさず、

「それはその子があーちゃんに気があるからに決まってるじゃないか!」

って、ニヤニヤした顔 026.gif でさら〜と言ってました。

(相変わらず単細胞。)

でも私にすれば、(う〜ん、何か腑に落ちないな)という感じがして
あーちゃんにもう少し詳しく質問してみたんです。

私:「その子とは選択科目とかクラブが一緒というわけではないの?」

あーちゃん:「一緒じゃない。」

私:「ハグちょうだいってハグする時、それ以外に会話したりする?」

あーちゃん: 「ううん、 ”ハグちょうだい”って言うだけ。」

私:「その女の子はその時1人だけ? それともまわりに友達とか
   一緒にいたりする?」

あーちゃん: 「まわりに何人か友達がいる。」

私:「(ふ〜む。009.gif)そのまわりの子達はその子があーちゃんに
   ハグしている時ただ見てるだけ?それともそれ見て笑ってる?」

あーちゃん: 「笑ってる。(giggle)」

私:(ううむ 013.gif

その時点で私の疑いがある程度明らかになった感じがしました。

私:「あーちゃん、その子ちょっとあーちゃんの事軽くからかってた
   みたいかもね〜。 ミドルスクールの年代の女の子達って、
   新しい子(特に男の子)が入学したりしたら、ちょっとばかり
   ちょっかいだしてみたかったのかも。」

あーちゃん:「ママ、でもその子達は意地悪(mean)な表情や声の
       トーンとかじゃなかったよ。 だから意地悪してるん
       じゃないよ!」

私: 「意地悪ではないんだけど。う〜ん、何と言うか、悪意のない
    からかいというか...」

という感じで、私自身なんと説明したら良いかわからなくて、何だが
あーちゃんももうひとつしっくりこないような顔してました。

中学校くらいになってくると、思春期の真っ只中という事もあり、
男女の関係や、その他の微妙なソーシャルルールの変化などもあり、
あーちゃんのように”まわりの空気が読み難い子”にとっては学校
などにても、結構混乱してしまう状況も増えてくるんじゃないかと
思ったりします。

今回二人でこんな「質疑応答」的会話をしていて思ったのですが、
社会的状況において、”まわりの空気を読む”というのが困難に
感じるのであれば、あえて”頭で読む”というアプローチをとるのも
又一つの手ではないか?と思います。

まわりの雰囲気や他人の表情、しぐさ、声のトーンや使っている
言葉など表面的部分が微妙でうまくつかみ取れない時など、他人の
発する言葉の”意味””行動”などを細かく観察し、ロジカルに分析
していき、妥当な推測をする事によって、ある程度相手の意図や状況
なども読みやすくなるんではないかと?思います。

従来あまり人を正しく判断する事が得意でない(人を見る目がない)
私自身も、社会的状況や人を判断する場合、知らず知らずのうちに
”自分の感覚”ではなく(大抵あてにならない)”ロジック”という
システムに頼って来た感じがします。

(だからすぐなんでも分析したくなる。)

人を信頼しやすく、純真無垢(まっ、悪く言えばナイーブ)な
あーちゃんが、将来愛嬌の良い詐欺師やいわゆる口先だけの”友人”
に騙されたり利用されたりしない為にも、鋭い分析力とロジック
をもって、人や状況を的確に判断して行ってもらえたら、なんて
思います。

上記のあーちゃんとのやりとりをしててふと思い出したのが、以前
このブログでも紹介した
事がある、The Big Bang Theoryという
私の大のお気に入りテレビ番組にでて来る一場面。

頭脳は明晰なのですがソーシャルスキルが大幅に欠けているせいで、
人との交流が苦手なシェルドンが開発した、The Friendship Algorithm
(友情のアルゴリズム)というフローチャートを用いた「友達の
作り方」のプレゼンテーションであります。

              The Friendship Algorithm
f0238562_11211016.jpg




これ見て大笑い041.gifしたのですが、でもこれってソーシャルスキル
を教えるツールとして使えそうじゃなりません?

            こんな感じで。(すごい簡単ですが!)
f0238562_11315147.jpg


ソーシャルルールとかリストされた本とかもよく見かけるのだから、
こんな感じで様々なソーシャルシチュエーションに応じて、流れ図
を追って行き、取るべき行動,言うべき言葉などが参考に出来る、
場面場面に集結されたリファレンスブックとかあったらいいのにな〜
なんて思います。

よく探したらあるかも?ですね。

それにしてもシェルドン見てたらあーちゃんの将来を見ているようで、
(ソーシャルの部分ですが)笑えるやら心配になるやら...037.gif025.gif


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by mathkid | 2012-04-21 11:43 | ソーシャルスキル

ソーシャルな部分でちょっと足踏みするかも?

つい最近、これまで長年住んで来たカリフォルニアの地を離れ、
ネバダ州へ引っ越しをする決心をした私達ですが、詳しい引っ越し
の日はまだ今のところはっきり決まっていません。

でも出来る事なら荷物の移動など今月中に済ませたいとは思っています。

(本格的に冬になって雪が降り始めると、カリフォルニアとネバダ
の境の山を越えるのが困難になってきます。)

私達家族全員、ネバダでの新たな生活に期待で胸を膨らませている
のですが、一つ残念な事は、引っ越しする事によってあーちゃんが
今まで毎週楽しみにしていたお友達のK君とのプレーデートが出来なく
なってしまうという事でしょう。

K君とは小学校2年来の付き合いですので、お互い気心もしれており、
あーちゃんにとってはとても心地よく、安心感に溢れた関係となって
いたので、非常に残念です。

f0238562_1443549.jpg


でもこれも人生の出来事の一つですので仕方がないですね。

長い人生、出会いと別れの繰り返しを重ね、色んな人達との交流を
経験しながら、社会性などを学んでいくものなのでしょう。

ネバダ州には知り合いもいなくて、ソーシャルの面では私達家族
にとっては全く1からの始まりとなります。

引っ越ししても今のところ引き続きホームスクールの予定にして
ますので、同じ年齢の子供達との交流の機会も少なくなり、
暫くの間はあーちゃんにとってソーシャルの面で足踏み状態に
なってしまうかもしれない、という不安が胸をよぎっています。

自閉症の子をもつ親としては、いつもコンスタントに何らかの
社会的交流の場が維持出来ない状態になると、(あ〜、又以前の
様に一人でいる事を好み、社会的に引きこもってしまうんじゃ
ないか?)
と心配になってしまいます。

...が子供の発達を信じる事が大切ですね。

又落ち着けば、すぐに空手の道場を探して練習を再開させようと
計画してもいますし。

つい先々の事を考えてしまい、余計な心配をしてしまうのは私の
悪い癖です。

自分自身が不安を感じると、すぐにあれこれ悪い方向とかばっかり
考えてしまって...

私もしっかりしないといけないですね〜。025.gif

私自身まだ新居を見ていない状態ですので、とりあえず来週の
火曜日(11月8日)、家を見学しに又家族でリノを訪れる
予定です。

家や近所の環境を見れば、きっと気持ち的にも落ち着くんじゃ
ないかな〜なんて思います。

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by mathkid | 2011-11-05 15:15 | ソーシャルスキル

相手の感情を認めるという事

どちらも理屈っぽく、頑固で負けず嫌いな性格の私とパパは、日常の
ふとした事で意見の衝突が始まり、つい言い争いになってしまう
という事がよくあります。

その言い争いの大抵の場合は、ある一定の話題に関しての討論から
始まり、互いにお互いの考え方を譲らず、ついつい感情的になり、
最終的には”夫婦喧嘩”になってしまうというパターン。

気がつくと、毎回同じ話題に関して言い争っている気がして、最近
では、(これはもうお互いの考え方が完全に違っているのだから
このまま言い争っても平行線をたどるばかりで、時間の無駄)という
気がし、パパに”We just have to agree to disagree!”
(お互い意見が違うという事を同意するしかないでしょう!)
と言うのですが、「物事には必ず”正しい”か”間違っている”か
があって、そういう事を言ってくるのは逃げてる証拠だ!」
などと大声で怒鳴って、全くらちがあかないと言った状態。

パパとと話しているといつも思うのですが、パパは全てのトピック
において、いつも根本的には”こうあるべきだ”という理想論ばかり
並べ立てて、私にしてみれば、そんな事、今更この場でもちあげん
でもとっくにわかってるわ! ポイントは”そういった理想の状態を
実現するには”どうすべきか?”という事でしょう???)
と叫びたく
なるのです。

又、もう一つ、私達の間でこれまで長い間討論され続けてきて、これから
先もお互いの間で意見の同意が得られる事はないだろうとされる課題が、
「感情」についての見方。

パパはいつも討論の途中、その話題自体とは全く関係のない論議で
私を攻撃し、(例えば、”お前はいつも物事を悲観的に見る事しか
出来ないから、そんな理屈を言ってくるんだ!”といったような、
問題自体でなく、個人の人格を攻撃する論法)それに対して私が
「怒り」
(人身攻撃を受けアンフェアに感じる)を見せようものなら、

「You have no right to feel that way!」
(そのように感じる権利はない!)

とくるから、私の怒りがますます悪化するのであります。022.gif

パパの理屈によると、”怒ったり、悲しんだり、不快に感じたり
といった感情には、そう感じて”妥当”である場合とそうでない
場合があり、人はその理由(原因)が妥当でない場合は、その感情
を感じるべき物でない!”という事らしいのです。

私にしてみれば、「感情」というのはそういった”理屈”で判断して
”感じる”ものではなく、もっと本能的な、自然にわき起こる反射的
要素が強く、それは”権利がある”とかないとかいった類いのもの
ではないように思うのです。

感情というもは、ある一定の刺激に対して、その個人の脳の回線の
違いからくる機能の違いや、その人のこれ迄の経験などといった
あらゆる要素が微妙に混じりながら反応するものような気がして、
ある一定の刺激に対して”どう感じるか”など、個人によっても
多少違ってくるとも思いますし、他人から”こう感じるべきだ”
と指図される物でもないと思うのです。

「感情」というのはそれほど、個人を象徴するかのごとく、私的で
個人的なものであると思います。

ただ、どう感じるかは仕方がないものだとは思うけど、その感情が
もとで起こる「行動」は個人でコントロールする事が可能です。

私にしてみれば、「そう感じるべきでない!」と感情を否定して、
それに伴う「望ましくない行動」を抑制させるよりも、個人の感情
は”存在する”という事を認めて、その上でそこから生じる
「望ましくない行動」を抑制するように導いていってあげる方が
人間関係においてもよっぽどスムーズに行くと思うのです。

チェスのゲームで負けて「悔しくて腹立たしい」と思う気持ちは
その個人が「感じる」ものであるから、(それほど腹を立てる必要
がないのに)とこちらが感じたにしても、「悔しい、腹立たしい」
と思う気持ちは認識してあげるべきだと思います。

ただ、「負けて悔しいから」とチェスの駒を相手に投げつけると
いうのは「望ましくない行動」「悪い行動」という事を認識し、その
行動を改善していく事が大切なのではないか、と思うのです。

確かに、パパの言ってる事も全く理解できないわけではありません。

自らの物事に対しての刺激の捉え方(認知の仕方)を変えていき、
歪んだ認知を修正することによって、気分や感情を向上する方法も
あるでしょうから。

ただ、そういった認知療法などの場合でも、個人が経験する感情
(怒り、悲しみ、恐れ、不安など)が存在する事は否定されるべき
ではないと思うのです。

パパのように、

「そのような感情を抱くのは妥当でない!そう感じるのは間違っている!」

と相手の感情を真っ向から認めず、否定してしまう事は、その人の
”相手に自分をひけらかしにして、人と人としてつながろうとする”
という気持ちをシャットアウトさせてしまう恐れもあると思います。

(relationship killerですわ、全く。015.gif

ちょこっとしたネットのリサーチで、こんな私の考えは全く間違って
いない、というのを学び、正直少し気持ちが楽になりました。

Emotional invalidation(感情の否認)とは、相手の感情を”不当’
”理不尽””道理にかなっていない”もしくは隠すべきだと否認すること。

Emotional InvalidationーDoes Emotional Invalidation Cause BPD?より

自己の感情や感覚の認知、又は個人的な経験が否定される、もしくは
”認識してもらえない”というのは、それらの持ち主である”個人”
が否定されるかのようで、自己の感情が否定された場合、その人は
精神的には全く正常なのに、”自分はおかしいのではないだろうか?”
という錯覚にかられてしまう事さえあります。

そういった意味でも、相手の”感情を認めない”というのは、人間
関係において、かなりのダメージを与えてしまう要因になるのでは
ないかと思うのです。

(ここでは一度や二度の事を言ってるのではなく、長年にわたる
絶え間ない否定です。)

更に上記のサイトの記事の中には

”多くの専門家が、特に小児期や青年期に体験する感情の否認
が、BPD(境界性人格障害)の発達につながる一要因ではないか
と信じている。”


というちょっと警戒してしまう事なども書かれていて、夫婦間や
対人関係だけでなく、自分の子供に対しての対応の仕方についても
考えさせられました。

あーちゃんが「ブラックスクリーンが怖いよ〜!」と異常な恐れ
を示しても、

「そんなものただの電源がオフのスクリーンじゃない! そんな
もの怖がるなんて理不尽じゃない!」

などとあーちゃんの個人の感覚と感情を否定したらダメなんですよね。

それを見て、あーちゃんの脳が「怖い」と反応するのは仕方がない
ことなのだから。

それよりも、「怖い」というのを認識してあげて、その恐怖感を
どのように対処していくべきか、という方向に進んでいけば、
子供も「自分自身のアイデンティティが否定された」と感じる
事がなくて、精神的に少しでも楽にしてあげられるのではないか?
と思います。

パパが「自分の考えが正しい」と信じて、その信念を貫くのも
個人の選択ではありますが、世の中には「善」と「悪」「正しい」
と「間違い」、「白」と「黒」といった2面性だけでなく、人間関係
というものは「誰が正しいか証明する事が大切」というのは二の次
で、「いかに関係をつなげ、深めていくか」という事が大切なのでは
ないかと思います。

”自分が正しい”という事を証明するのに盲目になり、ふとまわりを
見渡すと誰もいなくなっていた、なんて事になったらなんにもならない
んじゃないかと思うんですが...

パパにこの気持ちを理解してもらえず、思わず秋の夜長にぶつぶつ
長々とつぶやいてしまいました。

最後まで私のぶつくさにつきあっていただき、ありがとうございました。040.gif

あ〜、でもすっきりした〜!043.gif

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by mathkid | 2011-10-17 18:09 | ソーシャルスキル

最近ちょっと気にかかってる事

実際にそういう事が起こっている、とかいったわけではないんです。

ただ、最近あーちゃんと数人のお友達が遊んでいる光景をちらっと
見て、なんとなく感じた事です。

例えば、先日もあーちゃんは何人かの友達とで、男の子らしく
蹴ったりパンチしたりのちょっとフィジカルな”プロレスごっこ”
まがいのような事をして遊んでいたのですが、チラッと何気なく
その様子を見た時、あーちゃんに対して二人の子が同時に笑い
ながら
攻撃をかけているかのような光景でした。

その時は別にたいして何とも思っていなかったのですが、その晩
あーちゃんが腕の痛みを訴え、聞くところによると、その日ラフ
プレーをしていて、二人の子に一度にアタックされ、体勢を崩し、
こけてしまった際、腕をひねった状態でその腕から床へ着地した
とのことでした。

腕の様子を見ると別に大した事はなさそうだったので、”これから
はそういった遊びをする時は少しトーンダウンするように”と
言ってそれ以上は何も言いませんでした。

もちろんその男の子達は、”わざと”やったのではないという事
はわかってます。

(この二人はとってもいい子達です。)

ちょっと興奮しすぎて、止めどがきかなくなったアクシデントでしょう。

でも、これからあーちゃんくらいの年頃(10〜11歳)ともなると
子供も結構変な意味でずるがしこくなり、表面的には”僕たち一緒に
遊んでるんだよ〜! これは”ゲーム”の一部なんだよ〜!”
っぽく
見せかけ、実は水面下ではその子の”ナイーブさ”を利用して、”隠れ
いじめ”を楽しむなんて場合も出てくると思います。

(実際、そういう”誰の目から見ても 明らかに明白でないいじめ”
を目撃し、その類いの悪質さに恐ろしさを感じました。)

要領がよく、ずるがしこい子達にとって、あーちゃんの素直で無防備
(ナイーブ)な態度は、絶好のかもでしょう。

特に、あーちゃんの単刀直入な物の言い方は、簡単に他人の誤解
を招いたり、不愉快にさせたり、そしてそれが原因で知らず知らず
のうちに敵を作ってしまう結果にもなりかねないと思ったり。

そうなるとやはり”気に食わないやつ”という事で、どうしても
嫌がらせのターゲットにもなり安いのではないかと心配です。


そういう人たちがあーちゃんに”巧みに”嫌がらせることだって
大いにありえますからね。

(ああ〜、だからソーシャルスキルって大切!)

あーちゃんが数人の友達と”プロレスごっこ”をしたとして、
あーちゃんのナイーブさを利用して、”これはプロレスごっこ
だから!
”とかいってボコボコ叩かれたり、蹴られたりしても
多分本人は(これは”プロレスごっこなんだ)と、陥れた子を
疑う事もなく、”ゲームに参加している”んじゃないか?
なんて想像したりして、何ともやるせない思いになります。

一番悲しいのは、”当の本人がからかわれている事に気がついて
いない”
という事じゃないでしょうか。

こんな事考えていたら、これから先、又学校という集団生活に
送り出すのが不安で仕方がなくなります。

あーちゃんって、学習的な面では鋭く思考を働かせる事が出来る
のですが、こういった”人を読む能力”に関しては、本当に
ナイーブなので、いつも”人に裏切られるんではないか?”とか
”欺かれるのではないか?と心配です。

こういったスキルって、どのように培っていくものなんだろう?
なんて考えたりします。

私のように何度も信頼していた人に裏切られて、痛い思いを経験
して学ぶ、というやり方は避けて欲しいのですが。

年齢を重ねるごとに、色々と新しい心配や課題も増えて、私の
心はいつになっても落ち着くどころじゃありません。

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by mathkid | 2011-08-22 14:20 | ソーシャルスキル

数学が大好きな14歳の2E kid(ASD&ギフテッド)あーちゃんの日記。 カリフォルニアからネバダに引っ越し新しい学校へ通い始めました。凸を伸ばし凹を支援の精神で頑張ってます。 目指すはMIT or Caltech!


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