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カテゴリ:ABA回想録( 25 )

ABA回想録:水に慣れるプログラム

って、実際あーちゃんがやっていたLovaas(ローバス式) ABAには
そんな名前のプログラムはないのですが、これは当時私達がサービス
を受けていたABAのエージェンシーが、あーちゃんのニーズに応えて
特別に作成したプログラムでした。

今でこそプールで泳ぐのが大好きなあーちゃんですが、4〜6歳くらい
の頃はお水が大嫌いで、(赤ちゃんの頃もそうでもなかったのですが)
特に水しぶきが身体や顔などにかかるのを恐がり、入浴の際頭を洗うの
にもかなり苦労したものでした。


そこでお水に対して少しずつtolerance ( 耐性 )を積み重ねていく為に、
毎日出来るだけ水に触れる場所やシチュエーションにてのセラピー
が行われていました。


例えばある時はバックヤードでセラピストと水遊びをしたり。

            
              あーちゃんの頭に水を注ぐセラピストさん。
    
       (いつも水を注がれた後パニックった顔をしていたあーちゃん。
       見てて可哀想でしたが、でもその顔が可愛くていつも笑ってしまった。)

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            こんなふうに顔をお水につけらされたり...

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                水鉄砲で顔に水をかけられたり...

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       これは写真を撮ってる私があーちゃんにやれているところ。(笑)

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そしてこのプログラムでよく利用したのが、以前住んでいた地元の
(カリフォルニア)公園のファウンテンで、ここはいつも子供達で
にぎわってましたので、ソーシャルスキルの分野でももってこいの
場所でもありました。


      セラピストさんがあーちゃんに水を触るように促している様子です。

f0238562_11364162.jpg


        ちゃんと触れたので、「Good Job!」emoticon-0148-yes.gifと褒められてます。

f0238562_11384626.jpg



             別のセラピストさんにも同じように指示され...

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              なんとか少しずつ慣れてきた感じかな?

f0238562_11401452.jpg


          毎回こうして少しずつ水に触れながら、徐々に慣れて行き...

         (この”きゃっ”って感じの女の子っぽいしぐさは何なんだ?emoticon-0108-speechless.gif

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           最終的にはこんな感じで、かなりお水に慣れて来てました!

f0238562_11481878.jpg


一番ひどかった頃は”水を嫌がる”とか言ったものじゃなく、極度の
”水恐怖症”という感じで、(この子は大きくなってもお風呂やシャワー
も浴びられないんじゃないか?)なんてマジで心配していましたが、
(それじゃ、完全に社会からキックアウトされるし、嫁のきてもない
だろうな〜なんて思ったり。)11歳の現在ではちゃんと自分でお風呂
に入って髪も洗えるんで、子供はそれなりに成長していってるんですね。

これは4歳の頃。 
この頃が一番ひどく、セラピストさんが水に触るように指示しても
一切触らず、すぐに逃げ出していた。

f0238562_1184725.jpg


f0238562_1191021.jpg


でも今のあーちゃんがあるのは、いつも優しく、でも時には厳しく
あーちゃんの療育に一生懸命力を尽くしてくれたセラピストさん達の
おかげだと思い、未だに感謝の気持ちでいっぱいであります。


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by mathkid | 2012-08-31 12:02 | ABA回想録

ABA回想録:どこでもセラピー

昨日も一日中携帯を目の前にず〜と待っていたのですが、あーちゃん
から電話はかかってきませんでした。emoticon-0107-sweating.gif

”便りがないのは良い知らせ”とは言うけれど、昨日の時点で丸2日間
あーちゃんがどうしているのか全く検討がつかない状態だったので、
又もや巨大な不安感に襲われ始めたのですが、丁度そんな時、引率の
先生の1人から電話があり、”全てはうまくいっている”という簡単
な報告を頂き、やっとどうにか安心感を取り戻す事ができたのでした。

(あ〜、でもやっぱりキャンプでの食事にはあまり手をつけてない
状態らしく、(超偏食魔)“万が一の場合”と予め私達が用意した
食べ物を食べているらしい。 やっぱり用意してて良かったあ〜!)


約束事をきちっと守るあーちゃんが約束を忘れているぐらいだから
パパの言った通り、キャンプをかなり楽しんでいるんでしょうね!


それならまあ、よしとします!

でもやっぱり正直言って私の方は、あーちゃんのいない生活は

すごく寂しいです〜〜〜!emoticon-0106-crying.gif

子供が楽しい思いをする為には、親は時には不安感やら寂しさやら
といった辛さに絶えなくてはいけないものなんですね〜。(グスン)

あーちゃんがいなくて寂しくてちょっと気が沈んでいたら、何だか
昨日はふとあーちゃんの小さい頃の事を思い出してしまいました。

あーちゃんの小さい頃っていうと、一日のほとんどが当時やってた
ABAセラピーで埋め尽くされていたので、やはりその時の思いでが
強く残ってます。

という事で久しぶりにABAセラピー回想録です。

一日約8時間もの集中セラピーをやっていた当時、部屋の一つを
”セラピールーム”として当てていて、セラピー開始後半年ほどは
セラピーは全てそこで行われてました。

               
               あーちゃんのセラピールーム
         セラピストの1人とポーカーを楽しむあーちゃん(4歳)

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あーちゃんはこのセラピールームが大好きで、毎日セラピストが
玄関に表れるのを確認すると、すぐに2階のこの部屋に駆け上がって
待ってました。


でもセラピー開始後6ヶ月〜8ヶ月くらい経った頃、ABAエージェンシー
のスーパーバイザーに、

”あーちゃんの柔軟性を高める為、これからは場所を色々変えて
セラピーを行います。”

と言われ、その後は家の中の”セラピールーム以外”の場所あちこち
でセラピーをすることになったのでした。

私はこれを勝手に”どこでもセラピー”って呼んでましたが、時には
玄関先のスペースだったり、リビングルームだったり、裏庭だったり
と毎日ころころ変えてました。


                これはリビングでやってるとこ。

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予想した通り、この”どこでもセラピー”を始めた最初の頃は、
あーちゃんは強く抵抗!

”セラピーはセラピールームでするものだ!”という考え、又は
ルーティンがしっかり出来上がっていましたので、最初は癇癪を
起こしたりしてました。


自閉症児に欠ける柔軟性を育成する為には、こんなふうに色々な
プログラムが組み込まれているんだな〜と感心したものでしたよ。

時にはセラピストはセラピーを始める前にあーちゃんに”場所”
を選ばせたりしたりと、ある程度のコントロールも与えたりして、
目先の事が予想出来ない事から生じる“不安感”などを取り除いて
いたようです。

最初は抵抗していたあーちゃんも、そのうち徐々に柔軟性がでてきて
今度は”セラピーは色んな所でやる”のがルーティング化した感じで、
(又逆にセラピールームだけでやるとなると癇癪起こすのでは?)
などと思ったりしたものでした。(笑)

         
           あーちゃんのお気に入りの場所、裏庭でのセラピー。
          (あーちゃんがこんなにちっちゃかったなんて〜!)

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あ〜、こんなふうに昔の写真を見ていたらなんだかますます

あーちゃんが恋しくなってしまいました〜!emoticon-0106-crying.gif

残りあと一日。
この情けない母、頑張って寂しさに絶えます!!!



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by mathkid | 2012-07-19 06:51 | ABA回想録

セラピーでコスプレ

久々のABAセラピー回想録です。

(あーちゃんが集中的にセラピーをやっていたのは3~6歳の間で、
もう随分昔の話になるので、私の記憶から抹消される前に、ここに
記録として残しておきたいと思います。最近歳のせいで物忘れが
酷くなっているので。)

これは当時、「職業のプログラム」をしている時の写真です。

当時4歳のあーちゃん。消防士のコスチュームを身につけてます。

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学校の先生,お医者さん、消防士に警察官と言った基礎的な職業の
名称と、その働き(どういう事をするのか)というのを学習して
いました。

大抵は絵カードや写真などを使ってレッスンをしていましたが、
たま〜にこんな風に様々な職業のコスチュームを着て、実際その
仕事のロールプレーなどもしていました。

二階のセラピールームからよく、セラピストの声で、

「火事だわ〜! 火事だわ〜! 助けて〜!」

と助けを呼ぶ声の後、何だかたどたどしい話し方で、

「 Ma'am、 Where is the fire?
Don't worry, I'll put out the fire right away!」


「しゅう〜〜〜〜〜」emoticon-0156-rain.gif

とか言いながら、おもちゃのホースで水をまき散らすまねしていた
のがとっても可愛かったです。

いつも私はそのプログラムの時、

(おお〜、コスプレしてんな〜!emoticon-0136-giggle.gif

と、時々セラピールームにショーを観に行ったものでした。

でもたまにセラピストが上の写真のようにコスチュームを見せに
来てくれたりして、ファッションショーみたいでした。

あの頃がなつかしいです。

おまけ

この写真はインディアンみたいですが、職業のプログラムではない
ですよね〜? (笑)

            (この時も相変わらずひきつりスマイルだわ!)

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ロールプレーする時、やっぱ英語でも、

「インディアン、嘘つかない。」

って言うのかしら?


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by mathkid | 2012-04-26 11:55 | ABA回想録

ABA回想録:あーちゃんの強化子 (reinforcers)



ABA(応用行動分析学)セラピーなどでよく聞く「強化子」
( reinforcers)
というのはまあ簡単に言うと、
「行動を強める対象や出来事」の事を言います。

具体的には、子供が「望ましい行動」をとれば、おやつや好き
な玩具などを与える、褒めるなどの「ご褒美」をあげて、その
行動を増やしていこうというわけです。

この「強化子」は食べ物や玩具だけに限らず、くすぐり、頭
なでなで、ハグ、褒め言葉や注目、ブレイク、外出などと、
その子にとって好きな事、行動など、要するにその子自身に
とっての「ご褒美」となるものとなります。

セラピスト達はよく、ミニカーや電車、(機関車トーマス
なぜか自閉っ子の間でダントツの人気だったようです!)
シャボン玉、スーパーヒーローの玩具など、”一般に子供達が
喜びそうな強化子”
がいっぱい詰まった「強化子ボックス」
持参して来たのですが、あーちゃんはなぜかその中の物には
あまり関心を示めしませんでした。(唯一シャボン玉くらい)

セラピー中のあーちゃん。 セラピストとゲームをしています。

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あーちゃんにとって「効果的だった強化子」というのは今思うと
笑えるのですが、なんと郵便に入っていた
ケーブルテレビ会社の広告のチラシ!だったのです。
              
               こんな感じのチラシ
                  
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当時、数字やアルファベット、ロゴやシンボルにどっぷり
ハマっていたあーちゃんは、このネットワークのロゴ
プリントされているチラシをじーと眺めているだけで、
(幸せ〜!)emoticon-0131-angel.gifと恍惚状態に陥ってました!

同じく強化子として遊ぶ事を許されたアルファベットの玩具
と積み木を使って、ロゴを床に再現したりしてました。

その他、道路標識やサインにもハマってしまい、こういった
本をいつも嬉しそうに見ていました。

               Signs In Our World
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           I Read Signs (Reading Rainbow Books)
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                I Read Symbols
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そして、電車にはあまり興味がなかったあーちゃんは、
電車セットについてくるこんな標識の方に夢中でした。

           Plan Toys Set of Traffic Signs and Lights 1
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このパズルは凄く簡単な赤ちゃん用ですが、ピースを手に
とって見ているだけで幸せそうでした。

                Traffic Sign Puzzle

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あーちゃんってホントユニークな子だわ〜。

こういった思い出も後にあーちゃんに伝えたいなと思います。

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by mathkid | 2011-05-06 10:07 | ABA回想録

ABAセラピー中のなつかしいエピソード


あーちゃんは自閉症の診断より2ヶ月後の3歳3ヶ月の時、
ABA行動治療を提供する地元のサービス機関によって
セラピーを開始しました。

開始後2年ほどは週約35時間という”集中セラピー”でしたが、
8歳で完全にプログラムを終了した時点では、時間も週に4時間
程度に減り、実際この時間も”セラピー”というよりも私自身の
コンサルテイション(相談)といった形で使われていました。

でも、総合して5年間もの間もABAセラピーに関わり、こうして
今その頃を振返ってみると、その間に起こった様々なエピソード
が思い出されます。

大変な思いもしましたが、今だからこそ思わず微笑んでしまう
ような出来事や思い出なども結構浮かび上がって来ます。

こうしたちょっとした出来事というのは、長い間経ってしまう
と忘れてしまいそうな気がするので、覚え書きとしてここに
書き留めて置く事にしました。


開始当初言葉が一言もないどころか、赤ちゃんが出す”ば”
”ぷ”などといった基本的な音さえ出せなかったあーちゃん
なのですが、毎日8時間という猛特訓の結果、セラピー開始後
数ヶ月でかなり色々な音が出せる様になり、その後、急速に
単語、そして簡単な文章へと進行して行く事が出来ました。

             セラピー中のあーちゃん
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セラピー開始6ヶ月後にはほとんどのサウンドが発音出来る
様になったのですが、なぜか不思議な事に"n"の音が出せ
なくて代わりに"m"になってしまうのです!

例えば、
" I want a banana." (バナナ)
"I want a bamama." (バママ)といったふうに!

”デーナ”(Dana)というセラピストは、あーちゃんにとっては
”デーマ(Dama)”だったし。

あーちゃんを担当していた2〜3人のセラピスト達は、皆この
事を心得ていたので、あーちゃんが言う言葉で"m"の音は”n"
に置き換えて解釈していたので問題はありませんでした。

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でも、時には代理、又は新しいセラピストがいきなり受け持つ
事などもあり、あーちゃんに関してのバインダーの注意書きを
よく読んでなかった場合など、コミュニケーションの問題
起こったりしました。

ある時、いつものセラピストが風邪で欠勤し、代理のセラピスト
がシフトを受け持ったのですが、全く初めての対面だったけども
あーちゃんは何も問題なく、二人で機嫌良くセラピールームに
入ってセラピーを始めました。

(あーちゃんはセラピーが大好きでした。)

暫くの間は何事もなく、笑い声なども聞こえ、(ああ、何も問題
なくなんとかうまくやってるな! よかった〜。)と安心して
いたのですが、そのうちあーちゃんのだだをこねる声が聞こえて
きたのです、

セラピールームの近くに行き、ドアに耳をあてて様子を伺うと、
一生懸命あーちゃんをなだめようとしているセラピストの声に
抵抗する様にあーちゃんのだだをこねる声が悪化して行って
いるのが感じられました。

そしてすぐに状況はエスカレートして、あーちゃんはもはや
酷い癇癪状態!

部屋の中で泣きながら大声で”も〜も〜”と叫んで
癇癪を起こしているあーちゃんの声を聞き、直ぐにピンと
来たのです!

直ちにノックをし部屋に入ると、そこにはすごく困惑した
顔の代理のセラピストが両手を空中に投げ出して、

”I don't understand?!?"と。

彼女が言うにはダウンタイム(各タスクの間のブレイク)に
ゲームをやっていて、一度目が終わったから又やろうとしたら
あーちゃんが”mo~! mo!"と言ったので、(ああ、もっと
やりたいんだ)と思って”オッケー”と続けていたら、
”mo~! mo~!"と抵抗をし始めた、という事らしいのです。

あーちゃんのm の発音が、実は nを意味しているという事
を知らなかったそのセラピストは、あーちゃんが"mo~!"
と言っているのを、"more"(もっと)と思って続けていた
らしいのです。

あーちゃん本人は”no!" (いやだ)と抵抗していたよう
なのですが、" I don't want to play this game anymore!"
という文章まで言えるレベルではなかったので、本人は
ひたすら"no~! no~!”と言ってたつもりなのですが、”more!"
と言っていると勘違いされ、フラストレーションが溜まり
にたまって癇癪を起こしたというわけだったのです。

その事をセラピストに説明すると”I see!"(なるほど!)と
ようやく謎が解けた様子でした。

まあ、その日一日だけの代理のセラピストですから....
いちいちクライアントの特性を知る為にバインダーを熟読せよ、
とは申しませんが....でもこれって結構重要な連絡事項
なんじゃあ〜????と思ってしまいましたが。

その時はあーちゃんのフラストレーションを考えると
(可哀想だったな〜)と思ったのですが、今思い起こすと
何だか笑えてしまいます。emoticon-0136-giggle.gif

今は口を縫い付けても(ひどいですね〜笑)連打的マシンガン
トーク
をやめないあーちゃんも、思う様に発音出来ず、凄い
苛立ちを感じていた頃があったんだなーとしんみり。

尚、このエピソードから1〜2ヶ月後、ある日突然"n"の音が
言える様になったのですが、その時のあーちゃんの嬉しそう
な顔は今でもはっきりと憶えています。

それ以後、コミュニケーションの問題からくる癇癪は確実
に少なくなった感じがしました。

今となっては何ともなつかしい思い出のエピソードです。

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by mathkid | 2011-05-05 17:17 | ABA回想録

ABAセラピー:「分類/カテゴリー」のプログラム

皆さん、又々ブログのデザインを変えてしまって
ゴメンナサイ〜!

なんだかこう、どーも自分にしっくりといくデザインが
イマイチ見つからなくて...

これだけビジュアル・アイデンティティーが曖昧なブログ
も珍しいですね。(私が単なる飽き症なだけって?emoticon-0111-blush.gif

さて、久しぶりに「ABAセラピーの回想録」です。

あーちゃんは3歳から8歳まで「ABA集中治療」を受けて
いたのですが、開始から6ヶ月位の間は、”当時全く言葉が
なかった”
という事から、セラピーは”言語の訓練”に重点
が置かれて行なわれてました。

              セラピー中のあーちゃん。
f0238562_13193267.jpg

初期はとにかく”ば〜”や”まあ〜”などのsound”音”を出すこと
から始まり、その後、その音を繋げて行って単語を発する練習
をし、同時に物や人などの身近な単語などのレイベリングを
して単語数を増やして行ったりと、綿密にシステム化された
プログラムをこなしていき、どんどん言語力を身につけて
いきました。

言語能力を強化する為には、あらゆる基本的思考能力の強化も
大変重要となってきます。

そこでセラピーの中でやっていたのがこの「classification /
categories 」(分類/カテゴリー)
と言うプログラム。

物やアイデアを分類をしたりカテゴリー化をする事は、分析、
見極め、比較といった論理的思考を発達させる為に大変重要
な練習となります。

最初は、動物、乗り物、食べ物、衣服、などといったごく基本的
な分類から始まり、レベルが進むにつれて、抽象的なアイデア
なども含む様々な分野まで広げて行きます。

例えばこの様なカードを使って練習したり。
(もうお馴染みのSuper Duperより)

     Basic Sorting          What Doesn't Belong?f0238562_1463981.jpg
f0238562_149937.jpg


嬉しい事に日本でもこの商品が手に入るようです。

言語訓練カード ファンデッククラス分け初歩
言語訓練カード ファンデック仲間はずれはどれ?

この様なカードを購入しなくても、色々アイデアを湧かせて
雑誌や本の写真を切り抜いて使ったり、動物や乗り物、人物
などの玩具を使ったりすることも出来ると思います。

その他、ネットでもこういった練習をプリントしてできるサイト
もあり、私もこういったリソースをよく利用しました。

Sorting Worksheets and Activities

あーちゃんが5歳の時にやった分類/カテゴリー分けの練習。
(当時5歳で何も見ずにこういう単語が綴る事が出来たんですね。
 今思うと何だかびっくり!)
f0238562_14301760.jpg


1.カリフォルニア、ニューヨーク、ミネソタ   州
2.ピザ、フライドポテト、チーズバーガー   食べ物
3.薔薇、ラッパズイセン、カーネーション    花
4.ワシントン、リンカン、クリントン     大統領
5.赤、青、紫                 色

...と言った感じで共通するもののカテゴリーを見つだす練習
などもやったりしました。

こういった分類が出来る様になる為には語彙の広さも大切ですね。

Computer, Television, Movies という項目に、きちっと
Entertainmentと間違わずに綴ってます!emoticon-0136-giggle.gif

こんな感じで毎日がんばってセラピーした甲斐あってか、
今では私の理屈にもずけずけと反論できるくらい言語能力
と思考能力が発達しました。

(時にはあーちゃんの反論に心の中で(もっ、もっとも!)と
同意しながらも負けを認めたくない情けないママであります。)

こういう毎日の積み重ねで、子供の脳はどんどんシャイプされて
いくものなのだな〜と、いつも脳の可塑性に驚きを感じられず
にはいられません。

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by mathkid | 2011-04-26 15:03 | ABA回想録

ABAセラピー:「読解」のプログラム

人間の脳って本当に神秘的で奥が深いなといつも感心します。

普段の日常生活において、人により物事に対しての見方や捉え方、
感じ方、そして認識や思考のパターンにそれぞれ独自の違いが
あるという事に気が付かざるをえません。

そんな中でも、特に、自閉症スペクトラムの人達に見られる特定の
認識パターンにはいつも(不思議だな~、どうしてそういうパターンが
存在するのだろう?)
と驚かされます。

(私はパパとあーちゃんに挟まれて暮らしていて、日々そういうのを
目の前で見ているので余計にそう思うのかもしれませんね。)

例えばこの、Weak Central Coherence (中心的一貫性の弱さ)。
一言で言えば、よく言う「木を見て森を見ず」というやつですね。

物事の些末な一面にこだわり過ぎて、本質や全体が
捉えられないという意味。

自閉症スペクトラムの人達によく見られる認知パターンのようですが、
彼らはある一定の部分に注意を集中してしまう為、全体的な形態や
意味を把握する事が困難なのだそうです。

例えば、通常ガラスのコップを見た場合、瞬時に全体を見て「コップ」
という概念化が行われますが、自閉症の人達の場合、コップに描かれた
模様やパターンといった詳細のみに目が行き、全体としてのコップ
という概念が把握できないのです。

そう言えばあーちゃんが2歳の頃、24ピースぐらいのジグソーパズルを
やっているのを見てふと気がついたのですが、あーちゃんはパズルのある
スペースに、完全に色が合わないピースを置こうとしてたんです。

(え~、あーちゃん何見てんの? それは完璧に違うピースじゃない!)
とよく見ると、何とピースの形がスペースとよく似てたんです。

そこで私は気が付きました。 パズルの出来上がりの絵をまず見て
全体的に色や配置を考えながらやる私と違って、あーちゃんはピース
の形一つ一つみながらパズルを完成させていってた事が...

(どうりで完成の絵を参考にせず、まったく無視してた訳だ!)
と思ったものでした。

今考えてみると、まさに木を見て森を見ていませんでしたね~!

この傾向はReading (文章の読解)にもいえる事で、この「全体を
把握する」というスキルが弱い為、文章を読む際、どの部分が重要で、
どの部分が関連のない詳細かという見分けに苦労して、ポイントが
掴めなかったり、因果関係が掴めなかったりで、読解力に問題が
でてくる場合が多いそうなんです。

そういった意味で、自閉症の子達にとって、こういった文章を理解する
為に必要な、推測力、因果関係、比喩もしくは隠喩的な文章の表現、
そしてcontext clue (文章内の単語や文脈からの手がかりにより、
その文章の意味を効果的に推測するテクニック)といった読解の
効果的な方法を早くから意図的に教えていくというのは、後の学業
業績に大変重要な要素となってきます。

私自身、あーちゃんが正式に学校に行き始めるずっと前から、ABA
サービスプロバイダーの担当スーパーバイザーにしつこくいわれ
続けられてました。

実際、あーちゃんがやってたABAセラピーでも、「読解」のプログラム
があり、あーちゃんはすでに4歳くらいの時からこういったテクニックを
特訓されてました。

f0238562_12195222.jpg

まぁ、プログラムといっても単に、こういったテクニックのドリルを一緒に
やりながら、指導していくという簡単なものでしたが、確実にその効果は
あったのではないかなと思います。

     あーちゃんがやってきた練習ドリル帳の数々。
   「本題」             「因果関係」
f0238562_124521.jpg
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                 因果関係の例 
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         原因           結果

1ケイトはずぶぬれです。なぜなら...j雨が降りだしたから。
2ジョンは変な顔をしました。なぜなら.gジュースが変な味だったから。
3ジョーのお父さんは怒りました。なぜなら cジョーは自転車を片付ける
                      のを忘れたから。

などなど...
               「推論」 
f0238562_12464675.jpg

f0238562_12164083.jpg

1.”やっと僕の誕生日が来た!"スコットは言いました。
  ”これでやっとキッチンのテーブルの上にある大きな包みを開けられる!”
   スコットは______ (興奮している)

(文章からスコットの感情を推測する)

2.メグは最後まで映画を観たかった。 彼女は何度も目を閉じそうだった。
  何度も何度もあくびをした。 すでにかなり遅くなってきていた。
  メグはとても________(寝むたい)

などなど...
          「コンテックス・クルーズ」
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...とまぁ、これは全部アメリカの練習ドリルなんで、日本の場合は
こいうった特別なタイトルは見つけ難いと思いますが、要するに子供に
「推測」させたり、「因果関係」を探らさせたりする内容の読解のドリルで
こういうテクニックを教えてあげる、という事が大切なのです。

(子供用の絵本などを読み聞かせながら、お母さんが即座に質問を
作り出し、問いかけて練習するという手もありますしね!)

とにかく、こういった事は、どんどんproactive (問題が発生して
から対応するのでなく、問題が起こる前に率先して行動する、
先を見越した行動をとること)なアプローチで取り組んで
いく事が大事だと思います。

現在ではノンフィクションだけでなく、様々な文章に対しての
読解力も向上していってるあーちゃんですが、それもやはり今
でもこういった方面の練習をしっかりと強化し続けていっている
という事もあるでしょう。

皆さんもどうぞお子さんとがんばってくださいね。

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by mathkid | 2010-10-02 13:45 | ABA回想録

「肌に触れる」と言う事の重要さ

あーちゃんは赤ちゃんの頃からあまり「人に触れられる」と言う事が
好きではなかったように思います。

私とパパに抱かれるのはとりあえず平気だったようですが、(ラッキーな事に)
グランマやグランパはもちろん、親戚の叔父さん叔母さんなどがあーちゃんを
抱っこしようとすると、嫌がって火がついたように泣いてました。

抱っこどころか、物心ついた頃(1歳半以降)からは私達以外の者が
あーちゃんの直径5mの域に近ずいてくるとぐずりだし、直径2m以内
に入りこもうとすると癇癪をおこし大泣きをしていました。

今振り返って考えてみると、そういった拒否反応も感覚統合障害
による、感覚過敏から来てたのかもしれません。

人に触れる事から不快感を感じると、それが嫌子となり、結果として
心身ともに「人との触れ合いを求める」という気持ちが薄れていき、
それが「ソーシャルでない」と言われる一つの原因の様な気がします。

2~3歳の頃のあーちゃんは同じ歳頃の子供にまったく興味を示しませんでした。

公園とかに連れて行っても、周りで遊んでいる子供達など目にも止めず、
ただ一人で芝生にしゃがみこみ、何十分でも土とか草の葉とかいじってました。

(今思えばあんなに幼かったのに、研究科学者のようなすごい集中力でしたね~。)

          他の子は完璧無視で、こうやって一人で遊んでました。
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ABAセラピーが始まった直後も、そうした「他人」に対しての違和感や不快感
の為か、開始後丸3日間は凄まじい癇癪を起こし、壮絶のスタートとなりました。

でも、セラピストの方達の日々の一生懸命な絶え間ない努力のお陰で、
今まで自分の世界だけで満足していたあーちゃんの心に、少しずつ他の人
の事が気になり始めた様子が見られ始めたのです。

もちろん、それはきっちりとしたストラクチャーに基づいたABAの
プログラムによる成果が見え始めたのでしょう。

でも私はセラピーを見ながら、そしてセラピスト達とあーちゃんの相互関係を
見ながら、あーちゃんが少しずつ他人の事に興味を示し始め、自分の殻から
外の世界を覗き見し始めたのは、プログラム自体の効果もあるけど、実際
セラピスト達の愛情に溢れた「タッチ」が大きな要因にもなっているのでは
ないか?と思えてきたのです。

あーちゃんのセラピスト達はいつもあーちゃんを抱っこしたり、
手をつないだりひざに座らせたり、ハグしたりと何らかの形での
肌の触れ合いを惜しみませんでした。

最初は警戒していたあーちゃんも、こういった真心こもった愛情の
ジェスチャーに答え始め、だんだん自分からこういったスキンシップを
求めるようになったほどでした。

                  クリニカルスパーバイザーのCさんと。
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                 セラピストMさんのお膝は心地いい~!
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                   ポーズがシンクロナイズされてます!
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            プリスクールの卒園式で。セラピストCさんの膝に座って離れません。
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                同じくセラピストCさんと自宅のセラピールームで。
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           セラピストMさんと。 こうしたちょっとしたタッチでも心がつながります。
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             あーちゃんのセラピストの皆さん、美人さんが多かったよね~。
                   セラピストAさんと心地よさそうです。
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尚、個人的には他のエージェンシーが、こういったフィジカルな面に関してどんな
ポリシーになっているのか知りませんが、他のママ友の話では、セラピストと
クライアントの間はあくまでもプロフェッショナル的に一定の距離をおかれている、
というところもあるらしいのです。

でも私のあくまでも個人的意見から言わせてもらえば、こういうアフェクション(愛情)
に溢れたセラピスト達のアプローチは、あーちゃんの心のドアを開くのに非常に
効果的だったと思います。
あーちゃんが精神的に、そして感情的に反応したのは確かなのです!

子供の発達にとって、こういった「肌に触れる」と言う事の大切さは
様々なリサーチなどの課題としてもとりあげられているようです。

米国マイアミ大学に1992年に設立された「タッチリサーチ研究所
(Touch Research Institute)」のティファニー・フィールド博士によって
提案されたタッチ・セラピーと呼ばれる赤ちゃんへのマッサージセラピー
があるのですが、これは心とからだを触れ合うことで親子の絆を
深めていくことを目的としています。

人に触れる、あるいは触れられることは、コミュニケーションの重要な手段
であり、私達の心身を健やかに保つための方法だそうです。

又、フィールド博士は、幼児だけではなく、こどもの拒食症や過食症、
アトピー性皮膚炎、自閉症、発達障害や慢性的疾患を持つ子どもの
症状改善に親が行うタッチケアが重要な働きをしていると、報告をしています。

もしそれが本当なら、親だけでなく、セラピスト達ともこんな風に積極的に
スキンシップを深めていく事により、発達障害の子供達にとって更なる症状
改善の効果が期待できるという考えにも一理あるのではないかと思います。

尚、詳しい科学的な根拠は解りませんが、マッサージによって唾液中の
ストレスホルモン(cortisol-コルチゾール)の低下が見られ、触れることで
成長ホルモンやオキシトシンなどの分泌が促進されているなど
様々な効果も明らかになっているとの事です。

又、タッチの後はドーパミン(Dopamine-運動調節、ホルモン調節、快の感情、
意欲、学習などに関わる神経伝達物質)のレベルが上がり、多くの発達障害
に見られる症状に改善もみられるらしいという報告もあるそうなのです。

Touch Therapy Increases Dopamine for Autistic Children(英語)

こういう資料などを読まなくても、人と人の肌の触れ合いが、個人の精神面に
ポジティブな影響を与えるというのは言うまでもない事のようですが、
感覚過敏で肌の触れ合いを避けようとするスペクトラムの子供達でさえ、
親やセラピストの絶え間ない忍耐と努力と愛情で脳も少しずつ変化していき、
機能の改善につながって行くんじゃないかな?なんて思います。

今でも人ごみとか、騒音が苦手なあーちゃんですが、「人とのつながり」は
求めようとしているのを感じます。

(はっきり言って、今のあーちゃんって私やパパよりもソーシャルで、
明日開かれる空手のクラスのバーベキューパーティに参加したい!
といってるくらい! ホントに著しい進歩です!)

まぁ、でもあーちゃんのセラピスト達のように綺麗なおねーさん達だったら
あんな風にハグされたらやっぱ~誰でも嬉しいよね~!

さっ!皆さん、 子供をハグしましょう~!emoticon-0134-bear.gif

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by mathkid | 2010-09-17 11:45 | ABA回想録

ABA回想録:セラピストD さん

あーちゃんが3歳から8歳までやってたABA集中治療プログラムの
セラピストだったDさんは、長年来ては去っていった数多くのセラピスト
の中でも、あーちゃんにとって特別な存在の人です。

というのは、このDさんはABAセラピー開始初日にやって来た、
あーちゃんにとって一番最初のセラピストでした。

セラピー開始第一日目、クリニカルスーパーバイザーに同行されて
ドアの向こうに立っていたDさんは、若くて美人でファッションセンスも良く、
セラピストと言うよりはデパートのコスメ売り場の販売員と言う印象を受けました。

知らない人や人から指図を受けたりするのが大嫌いだったあーちゃんは、
プログラム開始後丸3日間、泣いて叫んで大暴れの癇癪を起こし、
スパーバイザーやDさんの髪をひっぱったり、顔や手足を引っかいたり、
と大変でした。

でもDさんは辛抱強く、文句一つ言わず感情的になる事もなく、適切な
態度であーちゃんを指導して行き、セラピー開始4日目からは泣いたり
わめいたりといったあーちゃんの癇癪もストップさせる事ができ、
あーちゃんを「学ぶ体制」に導いてくれました。

                   Dさんと4歳の頃のあーちゃん。
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Dさんは、あーちゃんが言葉がまったくなかった時からず~と進歩を見て
きているので、あーちゃんが新しい音や単語を学ぶ度に、自分の事のように
興奮して、「やっぱりこういうのを見られるからこの仕事はやりがいがあるのよね~!」
と心底喜んでくれたものです。

         公園で。「遊び相手を見つけなさい」とあ-ちゃんに指導している。
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               裏庭で水遊び。これもセラピーの一部です。
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Dさんは後にあーちゃんのシャドーエイドとして、プリスクールや学校へ同行もしました。

やはり長年あーちゃんと接していたせいか、あーちゃんの事をよく理解していて、
先生や学校関係の人達にあーちゃんの事を理解してもらう為の架け橋的な
役割をよくしてくれました。

ABAセラピープログラム終了後の今でもつきあいは続き、ホリデーや卒業パーティ
などと言った機会など、よく家族ぐるみであったりしてます。

       プログラム終了後、もう一人のセラピストCさんと遊びにきてくれました。
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                  両手に花で幸せ者のあーちゃん。
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こんな素敵な人達に出会えて、あーちゃんはホントに幸せ者ですよね!

                     Cさんのパーティで。 
        左からCさんの彼氏、Cさん、あーちゃん、Dさん、Dさんの旦那さん。
大好きな二人のセラピストのお姉さんを他の男達に取られてちょっとくやしい?あーちゃん!
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by mathkid | 2010-08-24 08:27 | ABA回想録

ABAセラピー:「会話」のプログラム

私達が普段、家族や友人、仕事場の同僚とする何気ない会話って
いうのは、「情報の習得や交換」といった伝達機能だけではなく、
人間関係の繋がりを深める為の潤滑油のような、社会的機能も
含められているんじゃないかと思います。

例えば、家族や友人が落ち込んでいたり、悲しい思いをしていたり
すると、「大丈夫?」といって相手の気持ちを伺おうとする態度を
見せるのは、相手の精神状態を探る」という伝達機能と同時に、
そうする事によって、相手に「自分はその人の事を想っている、
案じている」という気配りの意を伝え、それにより二人の関係や
絆を深めていく為の手段でもあると思うのです。

誰であろうがズケズケとものを言い、婉曲的な言い方や、社交辞令
が大嫌いなうちのパパは、「人間同士の会話というものは伝達が主
な目的であって、感情やその他の要因などへの考慮をしていたら、
本来の目的を見失ってしまうので、そんなものは不必要だ!」
とまで言い切る。

私が、「ねえ~テレビのニュースで言ってたんだけど~  
なんじゃらかんじゃら~」と会話を持ちかけると、私が話し
終わった後、「So, What's your point?」  
(でっ?言いたい事は?)と半分うるさそうにに私を見ながら
言うではないか!

大学のスピーチのクラスでプレゼンしている訳でもないのに...
話にポイントがなかったら話かけちゃダメなのか~????emoticon-0121-angry.gif
...と叫びたくなる。

(それに、ただこうやって報告する事だって、立派に「伝達機能」
を満たしているじゃない!

やたらうんちくばかり並べて、ホントはただ単にこういった世間話
するのがうっとうしいだけなんじゃないの?と言いたくなる。)

又、ある時仕事から帰ってきたパパは私に、
「仕事場の同僚が、"バケーションはどうだった?"って聞いてきた
からそれに答えていたら、なんとなく変な顔をされた。」と言うから、
「もしかして、内容とか事細かに説明した?」と聞いたら案の定、
「もちろん。 聞いてきたという事は知りたかったからだろうと
思ったから。」と!

休暇から帰ってきた同僚に、「How was your vacation?」
(休みはどうだった?)と聞くのはどちらかというと大抵は
挨拶的なもので、だらだらと一日目はどこでで何したという
報告を聞きたい為ではない!というのがパパにはどうして
解らないのだろう?

大まかな説明後、相手が更に興味を示していると読めば、その後
もっと詳しく言えばいいのであって、パパにはその場の空気の
読みや、会話の上での微妙なやり取りが読めていないという事を
よく表わしています。

それをパパに説明すると、「そんなのバカらしい!本当に興味が
ないのなら最初から聞くべきじゃないし、聞いたのであれば、
文句いわず黙って終わるまで聞くべきだ!」と言う。

やれやれ...emoticon-0141-whew.gif

本当に信じがたい人です。 うちのパパは...

こういった調子なので、パパは職場でも上司や同僚などと衝突して
しまう事もよくあり、「融通が利かない変わり者」という評判で
有名だそうです。

前置きが随分長くなってしまいましたが、あーちゃんがやっていた
ABAセラピーに「会話のプログラム」といって、こうした人との
関係や交流などを円滑に保つ為に役立つ、「会話の大切さ」を認識
させるプログラムがありました。

このプログラムは、セラピストが始めた会話(もしくはただのつぶやき等)
に適切な反応をし、それから更にその話題に関しての質問を投げかけたり
して、その会話をどんどん広げて行き、人との会話のスキルを身に
つけていくといったもの。

例えば、

セラピスト 「昨日、トイザラス(玩具屋)に行ったの!」

あーちゃん 「へえ~! 何か買った?」 
      (興味を示しているという事を伝える反応)

セラピスト 「うん。」

あーちゃん 「どんな玩具を買ったの?」(会話を広げようとしている)

セラピスト 「Nintendo DSのゲームとクレヨンと、あとは人形」

あーちゃん 「あっ、僕もNintendo DSは大好き!どのゲーム買ったの?」
        (更に会話を広げようとしてる)

セラピスト 「スーパーマリオブラザーズのゲーム。」

あーちゃん 「僕もマリオは大好き。 でも僕はYoshiがもっと好きだけど。
       今度一緒にゲームしようよ!」 
      (コネクションを作ろうと試みてる)

といった具合。

まっ、簡単に言えば、セラピストとあーちゃんがいろんな会話をロール
プレー形式で練習するといった感じでしょうか。

          楽しそうにセラピストと会話を練習するあーちゃん。
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こうやって何度も会話のやり取りを練習していくうちに、適切な対応
の仕方や会話の広げ方のスキルが身に着き、更にそうする事によって、
会話の相手の事ももっと知り、自分の事も知ってもらえるという事
を学びます。

「相手の事をもっと知り、自分の事をもっと知ってもらう」というのは、
人と人がつながる過程の第一歩ではないでしょうか。

そして、こうして学んだ会話のスキルは、「ピアプレーセッション」
の時など、実際のピアの子などを通して、「一般応用化」ができて
いるかチェックされます。

同じ年頃の子供達と会話が弾むと、すごく楽しみを感じるらしく、
(あーちゃんはけっこう気の合う子達との社交は求めるので、
そういった意味では"より好み社交的”という感じです。)
それ自体がかなりの強化子となり、更に会話のスキルの向上心
が湧いたみたいです。

          ピアプレーでお友達と学校ごっこをしてるとこ。
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こうした一つ一つの何気ないスキルも、ターゲットとして日々練習
するという事でかなり向上するものです。

でも一番の重要な点は、そういったスキルを使って、人間本来
が持っている、「人とつながる事の楽しさ、満足感」というものを
発見し、それを感じる事じゃないかななんて思います。

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by mathkid | 2010-08-16 11:10 | ABA回想録

数学が大好きな14歳の2E kid(ASD&ギフテッド)あーちゃんの日記。 カリフォルニアからネバダに引っ越し新しい学校へ通い始めました。凸を伸ばし凹を支援の精神で頑張ってます。 目指すはMIT or Caltech!


by あーちゃん ママ
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