ギフテッドとアスペルガーとの違い

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一つ前の記事のコメ欄で、ブロ友のタラの母さんや読者のNancy Annさんが、
”ギフテッドとアスペルガーの特徴がよく似ている事から混乱しやすく、この2つ
の違いについての情報があればアップして欲しい”という要望があり、その後少し
ネットでこの話題について色々と調べてみると、このような記事を見つけました。


「Gifted children with Asperger's Syndrome」


(*あっ、それから随分前のものですが、過去にもこの話題についての記事を
 書いていたので、こちらはごく基本的なものですが一応参考の為リンクして
 おきます。)

「アスペルガー?ギフテッド? それとも両方?」


この最初の方のデイビソンのサイトにあった記事、厳密には一般の”ギフテッド”
”アスペルガーでありギフテッドでもある”という2つの状態を比較しているもの
ではありますが、基本的には“ただのギフテッド”か、もしくは”ギフテッドである
だけでなく、アスペルガーでもあるのか?”といった部分を区別するのにとても参考
になる文献だと思います。


この記事、結構長く、今回は私は訳をするエネルギーがないので、とりあえず
ところどころ変な日本語ではありますが、グーグル翻訳版もリンクしておきます。


「アスペルガー症候群を持つ英才」
(「アスペルガーでギフテッドの子供達」)


とは言え、とりあえず重要部分だけでも...(やっぱり翻訳見ると変なので。)


    ★通常のギフテッドの子とアスペルガーのギフテッドの子とを
      区別する特徴の違い



区別出来る特徴      一般のギフテッド     アスペルガー&ギフテッド

・音声のパターン     一般的だが年齢より上の  学者ぶった物のいい方
             言語レベルを持つかも。  スムーズなスピーチ

・ルーティンへの反応   消極的には抵抗するかも  変化や動揺、攻撃性に
             しれないが、大抵の場合  対しての耐久性に乏しい
             とりあえず従う
           
・アテンションの乱れ   外乱が存在するならば、  内部にある
             それは通常外部にある
        
・ユーモア        社会相互的ユーモア    駄洒落などの言葉による
                          ユーモアは理解するが、
                          社会的相互関係を必要と
                          するユーモアが理解できない

・運動能力のぎこちなさ  ギフテッドの特徴     50-90 % のアスペルガー
             ではない         に見られる
            

・不適切な情緒の表現   ギフテッドの特徴     大抵の場合観察できる
             ではない
            
・洞察力         一般的によい洞察     著しく欠けている

・常同行動        ギフテッドの特徴     存在する可能性あり
             ではない


各項目の細かい説明はオリジナルの記事に書かれていますが、これを読むと
まさになるほどな〜と思ってしまいます。


例えば3番目の注意散漫についてですが、ギフテッドの子も注意散漫になる傾向
があるものの、その場合は通常外部の刺激(教室のノイズや水槽の音などだと
思いますが)によって起こるのに対し、アスペルガーの子は内部から刺激(自ら
の世界に浸ったり)によってアテンションが散漫するようなのです。


そして特に私がうんうん045.gif とうなずいてしまった部分は7番目のinsight
部分で、一般的にアスペルガーの子はこのinsight(洞察力、眼識)が欠けて
いると言われ、(特に社会的、人間関係においての洞察力)人の気持ちやニーズ、
そして興味関心などに対しての認識や洞察力が乏しいというところです。


この為、アスペルガーの子は相手が関心があろうがなかろうが、又は退屈して
いるとか、その場を去らないといけないとか、相手が何か言いたい事がある
などというような事に気がつかず、自らの興味のある話題を学者のごとく延々
としゃべりまくったりし、相手の要望やニーズに対して無頓着な態度を見せる
ことがしばしばあったりします。


彼らはこういった、ごくシンプルな社会的ルールや掟なども気がついていない
場合があり、何度指導をしてもなかなかこういった行動を変える事が出来ません。


”ただ”のギフテッドの子には、こういった”社会的認識の欠如”はほとんど
見られず、こういった部分がまさに”アスペルガーの証明”的部分であり、
一般のギフテッドとアスペルガー(&ギフテッド)との区別が付けやすい
特徴ではないでしょうか。


そしてこちらのブログの記事に書かれてある通り、子供が社会的状況において
困難がある場合、その原因の本質的な違いを理解する事がとても大切だと思う
のであります。


”The difference matters. We need to know whether a child is
struggling to relate to others and make their way in the world,
due to functioning at a much higher level than their peers,
or due to a neurological condition
which makes these tasks
fundamentally more difficult and challenging.”


子供の”社会的状況においての困難さ”は、その子の認知が仲間達よりも”より
高度なレベル”で機能しているせいか?(ギフテッド)又は神経的な
コンディション(アスペルガー)により、こういったタスクが困難なのか?

この違いを理解するのも、ギフテッドか、もしくはアスペルガーかというのを
区別する参考の一つとなると思います。


(ただ、2Eの場合は両方のケースもあり得ますが、両方を対処する対策を
実行すればいいと思います。例えば、知的仲間との交流の場を確保し、同時
”ソーシャルスキルトレーニング”でソーシャルルールを学ぶとか。
うちはこの両方をやりました。)


ギフテッドかアスペルガーか?

この2つの特徴は確かに重なる部分が多いですが、でもボトムラインとしては、
ギフテッドの特徴を示す(精神的、感情的&知能指数)中、ではアスペルガーの
診断基準にあげられた特徴も示しているか? というところではないでしょうか。


社会的相互作用の部分や、制限された反復的で常同的な、行動、興味及び活動
のパターン などといった部分で、日常の生活に支障をきたすほどの、”臨床的
に明白で著しい障害”が観察出来るならば、アスペルガーを疑う必要があるで
しょうし。


それがみられないのであれば、一般のギフテッドでしょうし、診断基準に
相当するのであれば、あーちゃんのように、ギフテッドでもありアスペルガー
でもある2Eという事になりますし。


尚この見極めは、

”Experienced interdisciplinary teams can make an accurate
diagnosis of AS when they include a developmental history and
when they understand the reasons for a child's behaviors.
Diagnostic evaluations include some formal testing, an assessment
of motor skills, and observations of the child's social reciprocity
and use of language."


という事で、経験豊かな多分野にまたがる専門家チームが、生育歴を
チェックしたり、子供の行動の理由を理解する事によって判断される
みたいですね。


その他、診断には正式なテスト、(多分知能テスト)や運動スキルの
アセスメント、子供の社会的相互関係においての行動や言語使用など
の観察などが含まれているようで、かなり包括的なアプローチがとられ
ていて、誤診を防ぐ事に役立つのではないかと思います。


とりあえず、今日はこの辺で。

又参考になりそうな文献を見つけましたらアップしますね。



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by mathkid | 2013-02-20 08:24 | ギフテッド/2E

数学が大好きな14歳の2E kid(ASD&ギフテッド)あーちゃんの日記。 カリフォルニアからネバダに引っ越し新しい学校へ通い始めました。凸を伸ばし凹を支援の精神で頑張ってます。 目指すはMIT or Caltech!


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