レベルに合わせて楽しめるルイス・サッカーの本

あーちゃんがまだ地元の小学校へ通っている時、リーディングの
カリキュラムの一環として、Accelerated Reader(AR)という
コンピュターを使って生徒の読解力を測るシステムが導入されていました。

ARについての過去記事はコチラ

いつも新学期の始めにはポイントのゴールが決められ、生徒達は
一定の期間内にそのゴールを達成させなければなりませんでした。

ARテストに不合格(50%正解率)だとポイントは0ですので、
次のテストを受ける為には新しい本をどんどん読んでいかなければ
なりません。

読解力がいまいちで、一応合格はするものの、正解率はそれぼど
思わしくなかったあーちゃんは、幸い本を読むのが早かったので、
毎日ものすごい量の本を読みこなし、ARポイントをどんどん積み
重ねていき、ゴールが20ポイントのところを120ポイント
まで習得したりして、常に学年でも1〜2を争うくらいの高得点
を収めていました。

学校の朝礼時に定期的に表彰されていたのが”モチベーション”を
高めた大きな原因でしょう。

ちなみに、2年間で総合ポイントが650点以上にもなりました。

(下手な鉄砲も...的戦略!)

そんなわけで、あーちゃんはいつも大量の本を読んでいたのですが、
一時期とにかく夢中になってしまった作家がいて、暫くは彼の本
ばかり次から次へと爆読していました。

その作家というのが、多分日本でも知られているのではないかと
思いますが、あのHoles(穴)で有名な Louis Sachar
(ルイス・サッカー)でした。

(あーちゃんの好きなサッカはルイス・サッカーちゅうてね。
すいません。 書かずにはいられませんでした。 しょーもない
駄洒落が好きなもんで。012.gif

このルイス・サッカーという作家の作品はすごく多様性に富んでいて、
小学校低学年が楽しめるユーモアに溢れたごく一般のスクール
ストーリーから、小学校高学年〜中学生を対象に、このくらいの年齢
に関わってくるありとあらゆる問題(時には深刻な社会問題等も)
などが組み込まれた、"food for thought"((一考に値する材料)
な内容の物語だったり、という感じで、幅広い年齢層が楽しめる作品
を生み出す事が出来る、非常に素晴らしい作家の一人です。

あーちゃんのARテストの為、グラフィックオーガナイザーなどで
読解力を高める練習の指導をしていた私自身も彼の作品の数々に
触れるきっかけをもうけ、大人の私でさえすごくエンジョイする
事ができました。

そのとてもバラエティーに溢れた彼の作品のいくつかを紹介します。

まずは、小学低学年(1〜3年)くらいのレベルの、
Marvin Redpostのシリーズから。

              Why Pick On Me? (Marvin Redpost 2, )

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           日本語版  どうしてぼくをいじめるの?

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”マーヴィンは、いじめっ子に「鼻をほじってた」といってからかわれる。
みんなに「ほじってない」といえばいうほど、うわさがひとり歩きして、
親友にも仲間はずれにされ、先生にまで「きたない子」と思われてしまう。
泣きそうになったマーヴィンは、ふとベッドで鼻をほじっている自分に気づき、
がくぜんとする。マーヴィンはこのピンチをきりぬけることができるのか?
―読みだしたらとまらず、読みおえたら勇気が出てくるお話です。”


(アマゾンより)

小学校低学年の毎日の生活で起きる様々な出来事や、(子供なりの)
人間関係などを、ユーモアたっぷりと描写したシリーズです。

こちらも小学校低学年対象のレベルの、とっても愉快なスクール
ストーリーのシリーズ。

あーちゃんと私は読んでいて、お腹抱えて大笑いしましたよ〜!

             Sideways Stories from Wayside School

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日本語版          ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ

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まちがいで30階建てのビルになってしまったウェイサイド・スクール
の最上階クラスを舞台に、奇妙でユーモラス、でもとってもなっとく
のいく毎日がえがかれます。みじかい30話がぎっしりつまった一冊です。


(アマゾンより)

なっとくのいくストーリーかどうかは?ですが、とにかくこの学校
のクラスの先生や生徒達がそれぞれ個性的で、大笑いしてしまいます。

そして小学校高学年から中学生を対象とした、ちょっと切なくもあり
色々と考えさせてくれるのがこの物語。

              There's a Boy in the Girls' Bathroom

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             日本語版  トイレまちがえちゃった!

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”きらわれるまえに自分のほうからきらうことで、傷つくことなく
生きられる―クラスのきらわれもののブラッドリーは、そう思っていた。
ところが、転校生のジェフと知り合い、カウンセラーのカーラと話す
うちに、ブラッドリーの心は変わりはじめた……。
クラスで孤立した少年が立ちなおるまでの心の動きを追う感動作。”


(アマゾンより)

これはあーちゃんの特にお気に入りの本で、小学校3年で始めて
読んで以来、こうしてたまにライブラリーにやってきて、何度も
読み返しています。

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読んでいる時ももじもじと落ち着かない! なんちゅうかっこ!

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そして last but not least, actually "the best" in my opinion,の本は、
冒頭でもふれたこの作品!

                     Holes

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                日本語版   穴 HOLES

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”無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。
かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。
人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日
とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れない
「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。”


(アマゾンより)

私に言わせてもらえば、もうこれはmasterpiece以外の何ものでも
ありませんね。 大傑作です。

物語の主人公とその他の登場人物のキャラクターの奥の深さと、
登場人物それぞれの時間と空間を超えた因果関係に、まるで
この世のものとも思えないような物語の見事な展開!

とても一言では語りきれない、非常に奥の深い作品であります。

この物語の素晴らしさを充分に満喫して頂くには、もうとにかく
読んで頂くのみ!です。

個人的に大推薦の一冊です!

ここに挙げた作品は、ルイス・サッカーの数ある作品の一部に過ぎず、
まだまだ紹介したい本があるのですが、とりあえずこの著者の名前
でネットで検索すれば、彼のその他の作品も見つける事ができると
思います。

普段本を読むのがあまり好きでない子供達でも、彼の作品を紹介する
ことによって、次第に彼の作品に魅せられ、”読書の楽しさ”を感じ
るようになっていくんではないかと思います。

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by mathkid | 2011-09-07 11:24 | お薦めの本

数学が大好きな14歳の2E kid(ASD&ギフテッド)あーちゃんの日記。 カリフォルニアからネバダに引っ越し新しい学校へ通い始めました。凸を伸ばし凹を支援の精神で頑張ってます。 目指すはMIT or Caltech!


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