隠しカメラでABAセラピーをスパイ!

私がよくお邪魔するカイmamaのひとりごと/アメリカ自閉症育児
のブログで、ママのなっつぃさんが、カイくんのスピーチ
セラピーの特別ルームに警察の取調室でみられるマジック
ミラーが取り付けてあった...というエピソードから
ブログネタのインスピレーションがわきました。

私がなぜ、あーちゃんがこれまで過去に受けてきたABAセラピー
の詳細を事こまかく説明できるか、と言えば...

実は、自宅のセラピールームと称した一部屋には、なんと
隠しカメラが設置され、行われているセラピーの一部始終
がリビングのテレビスクリーンでリアルタイムで見る事が
出来たからなのです!

「ええ~っ! そんな事していいのかよ~?」と思われる
かもしれませんが、公共の場でなく、自宅にカメラ設置と
いう事で法的にはO.Kだと言う事だったのです。

実際、セラピー開始前のエイジェンシーダイレクターとの
ミーティングの際、「幼児虐待や性的虐待のクレームを防ぐ為」
という理由で、向こう側からの薦めでした。

さすが、猫も杓子もすぐに訴訟を持ち出すアメリカならでは
だな~という感じです。

この、セラピーが一部始終みる事ができた状態は、親として
ABAのテクニックを学ぶにも最適でした。

そう毎日毎日テレビのスクリーンに釘付け状態というわけには
いきませんでしたが、あーちゃんが癇癪を起こし、大きな泣き
声が聞こえてきたりすると、していた事を即中断し、テレビの
前でトリガー(癇癪を起こす元になった物)をチェックしたり
セラピストの対処の方法等を学んでいきました。
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この隠しカメラの存在を知っていたのは、担当のスーパーバイザー
とシニアセラピストで、ほとんどのチームメンバーは自分が
みられているのを知りませんでした。誰も見てない部屋に、
言葉を話さない自閉症児と長い時間を過ごすのですから
セラピスト自身の人間性をかい間みる絶好のチャンスでも
ありました。

データバインダーばかり見て、あーちゃんをほったらかしな
セラピスト。

セラピー中に携帯電話したり、テキストメッセージを送って
サボっているセラピスト。

強化子の使い方を誤ったり、キチッとABAのマニュアルに従って
ないセラピストなどなど...

ビデオに録画して、スパーバイザーに文句言い、不能なセラピスト
は全部変えてもらいました。

(なんと図太い神経!) アメリカではこれくらい図太くならない
と反対にずたずたと踏まれちゃいますから!

又、時にはスパーバイザーの方から、セラピストの査定の為
とセッションをテープに録画するようリクエストされました。

あーちゃんは、診断直後の3歳から8歳まで、総合5年間ホーム
セラピーをやりました。

最初の3年は集中治療、後の2年は少しずつ時間が減少していき
平均週4、6時間。

私は今でもこの何十本もの、定期的に録画したセラピーセッション
のビデオを大切に保管しています。

今のあーちゃんの驚くべき進歩をみていると、ビデオの中で、
言葉もいえず泣き叫んでいる3歳の時のあーちゃんはとても
別人としか思えません。

このビデオ、いつかあーちゃんがもっと大きくなったら、
「この頃はよくがんばったね~!」と言って一緒にみたいな
と思います。

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by mathkid | 2010-05-23 08:46 | ABA回想録

数学が大好きな14歳の2E kid(ASD&ギフテッド)あーちゃんの日記。 カリフォルニアからネバダに引っ越し新しい学校へ通い始めました。凸を伸ばし凹を支援の精神で頑張ってます。 目指すはMIT or Caltech!


by あーちゃん ママ
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